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[orca-tech:00085] Re: Debian GNU/Linux 2.2r6 was released.
- To: ORCA Techniques <orca-tech@xxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [orca-tech:00085] Re: Debian GNU/Linux 2.2r6 was released.
- From: Yoshinori Ariie <PBA00250@xxxxxxxxx>
- Date: Tue, 09 Apr 2002 17:20:51 +0900
有家@松山記念病院です。
date: Tue, Apr 09, 2002 at 12:18:49PM +0900
from: 伊東克彦 <kt-ito@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
>
> そうですか,woodyとなってもインストーラにはさして進展がないと考えるべき
▼ Debian標準インストーラ dbootstrap の最新版
http://cvs.debian.org/boot-floppies/utilities/dbootstrap/
の ./po/ja.poを読むかぎり、少なくとも日本語にはなると思うのですが
どうでしょうか。
potato でも、この最新 dbootstrap を使えれば良いのに :-)
以下、ちょっとした Tips です。
▼ 自前のインストール用ブートイメージを作るTips
自分で作ったインストーラを仮に mybootstrap とすると
Debianのインストールの最初に用いる root.bin を gzip で展開したのちに
loopback device として開き、その中の /etc/inittab を
# main setup program
#::respawn:/sbin/dbootstrap
::respawn:/sbin/mybootstrap
のように書き換え、mybootstrap をコピーして
/sbin/mybootstrap
を用意し、全体をもう一度 gzip で圧縮すれば、自前の root.bin ができます。
これで boot してやれば、新しいインストーラ mybootstrap が開きます。
このあたりの手順は bash スクリプトに書いておくと便利です。
実験として、以下の2行だけからなる mybootstrap を作り
#!/bin/sh
echo abc
上記の手順で作った root.bin でブートしたところ
abc
abc
..
と一定時間間隔で表示され続けました。
▼
また Debian のパッケージに initrd-tools というものがあり、中には
mkinitrd - make an initrd image
というスクリプトが入っていました。名前からすると
initrd(これを圧縮すれば root.bin になる)を作るもののようですが
まだ使いかたがわかりません。
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帰する所、インストーラのわかりやすさは(日本人にとって)
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ユーザーに判断をうながしたり、操作を指示する日本語がいかにこなれているか
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に尽きると思います。
画面のデザイン(色、フォントなど)が美しければ驚きますが、わかりやすさとは
また別物かな、と考えます。
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pba00250@xxxxxxxxx
yoariie@xxxxxxxxxxxxxxx
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有家佳紀 Yoshinori Ariie