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[orca-users:00524] Re: サーバー機について



黒川@Kitakyu です。

 頭の大変涼しい方が、福岡におられるので、少し安心。

At 02/05/09 +0900 午後 12:21, you wrote:
永井と申します。

一連の議論、ずっと伺ってました。
それぞれのご意見ごもっともと感じます。
が、なぜかかみ合ってないですね。論点がすれ違ってますね。

論点というか、視点なんですけど、今までで出てきていない事で、
結構重要なポイントがあります。これが前提として一致していないから
すれ違ってしまうのではないかと・・・


それは、システムの利用者というか、誰のためのシステムなのかという点です。
言い換えれば、そのシステムの恩恵を誰が一番受けるか、あるいは、
そのシステムが無いと誰が一番被害を被るかという事です。
(後者は、既にシステム有りきが前提になってますが)

診療所レベル(という言い方は失礼かもしれませんが、ご容赦ください)では、
レセコンの利用者・恩恵享受者は医師なり事務員という内部関係者に閉じてますね。
この場合、(感覚として)レセコンは院内事務機器の延長上に位置付けられている
のではないでしょうか。であれば、信頼性うんぬんより、まず極力金かけずという
発想になるのは当然のことでしょう。たとえ壊れても、自分たちが堪えればそれで
済みますし、診療ができなくなるわけでもないし、まして、レセコン自体が金を
生むわけではないですから。患者請求も「この次に〜」で、すみます。

一方、ある程度の規模の病院となれば、そうもいかないでしょう。システムダウンで
会計待ちの患者さんを待たせるわけにはいきません。一旦システムが停まれば、
それも午前中であれば、窓口の前はあっという間に人があふれ返ってしまいます。


簡単な例ですけど、システムへの関与者や利用環境で求める信頼性は大きく変わり ます。 第三者(顧客や患者さん:最近"患者様"という言い方がはやってますがどうもなじめ ない)
に対して密接に関わっているか否か、営業収益を直接担っているか否か等の要素も考慮
すべきです。
また、時期による変動もあります。診療所でも、月中は壊れてもいいけどレセプト 時期は
絶対困るということもあるでしょう。


勘定系のシステムの維持運営とパソコンの違いをわかってもらうのは
勘定系といっても千差万別です。銀行であれば、み○○状態になってしまいます。
当社のような企業でも、会計システムは、月中の1日は停まっていいけど、月末締時は
絶対不可です。(システム自体はPCサーバーシステムですが)


保守についても、同様と思います。一種の保険ですから。。。
業務上の必然性や、障害発生時の想定損害の規模により、保守料にかけるお金の額は
当然変わるでしょう。その前提を抜きにして議論しても空回りすると思うのですが、
皆さんいかがでしょうか?


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永井 恭祐           kyosuke@xxxxxxxxxx
株式会社シティアスコム  ソリューション推進部
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