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[orca-users:00403] Re: 日医の後方支援策
- To: orca-users@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-users:00403] Re: 日医の後方支援策
- From: akira yamada <akira@xxxxxxxxx>
- Date: Mon, 29 Apr 2002 12:42:10 +0900
>>>>> In [orca-users : No.00400]
>>>>> 長島公之 <nagashi@xxxxxxxxxxxx> wrote:
> 現在、当院で使用中のレセコン、東芝製レセコン、トスメックの場合、初代の
> レセコンは、完全なオフコンであったため、完全なブラックボックスでした。し
> かし、現在のトスメックGXは、Win95の上で動いているため、何をしているのか
> が、ある程度は分かるようになりました。「ブラック」が「グレー」になったわ
> けです。ところが、ORCAでは、また、「ブラック」に戻ってしまいます。
これはちょっと論理がおかしくないですか?
「現在のトスメックGXは、Win95の上で動いているため、
何をしているのかが、ある程度は分かる」というのは
おそらく「Win95の上で動いている」からで、
それはつまり「Win95」の動きを理解しておられるからですよね。
その点について言えば「Linux」の動きを理解している人に加えて
オープンにされている「ソース」を読める人においては
「ブラック」どころか「グレー」ですらないはずです
(言うまでもなく、ソースを読めるということと
Linuxを知っていることはイコールではありません)。
また、ORCAにおいて標準フォーマットなり手続きなりが定義され得るのであれば、
少なくとも業者にとっては「ブラック」ではなくなるはずです。
従来どうであったかについて詳しく知っているわけではありませんので
先に紹介された記事の内容に依りますが、
独自仕様であったためにデータ移行ができなかった
というような状況こそが真に「ブラック」な状況であって、
動きがなんとなく見えるというのは、ある意味での安心感を
得られる可能性こそあるものの、それ以上のものとはいえないでしょう
(そうした安心感がときとして重要であるということもありますが)。
> ORCAは、本当に、「ユーザーにとって」オープンなのでしょうか。
> 本当に、コストダウンが起こるのでしょうか。
だれになにが見られるのかという点を
考えておかねばならないのではないでしょうか。
わたしは「Win95」上で動く「トスメックGX」がどのようなものか知りません。
したがって一つのサンプルケースを挙げるのがせいいっぱいですが、
たとえば、将来「トスメックGX」に大幅な改良が加えられ、
かつ古いバージョンがメンテナンスされなくなったとき、
「ユーザー」になにができるでしょうか?
また「トスメックGX」ではない別の何かに
システムを変更しようとしたときにはどうでしょう。
--
akira yamada