6月診療報酬データアップデート(更新)と、標準提供マスタ 最終更新日R6.4.1は、別ものであり、6月診療報酬データアップデートは完了しているものと考えて大丈夫でしょうか?
手を動かして調べてみてはいかがでしょう。
まず、最初に思いつくのは、weborca ブラウザの「M00マスターメニュー」から「環境設定」を選択、
システム時刻を6.1以降に修正してテストすることですが、多分、6.1より前の項目しか検索にかからないと
思います。
これは、ORCAがデータベースに対して検索をかける時、クライアントの「システム時刻」ではなく
Ubuntuサーバの時刻で検索をかけているからでしょう。
確実なのは、ORCA DB の master.tbl_tensu_master を直接参照することです。
ただし、ちょっとしたスキルは必要でしょう。(やり方はいくつかある)
ただ、この改訂、一部の精神科開業医さんにとっては、採用しない方がいいです。
通院精神療法は(指定医・非指定医に関わらず)初診点数は微増、再診は微減と
なっています。
おそらくその意図は
「メンタルクリニックの潜在的需要は大きいから、なるべく初診をたくさんみてね
(点数も上乗せするから)。
その代わり必要性の薄い短時間のダラダラ再診はやめてね
(点数、減らしとくわ)」
というものです。
あまり同業者批判はしたくないんですが、一部の悪徳?クリニックでは
「初診は断り、通院の必要性があるとは思えない患者さんを
診察時間下限ギリを攻めて、数をサバく」
という慣習が横行しています。
このような運営をしているクリニックは、改訂を適用しない方が保険点数上は
(少なくとも通院精神に関しては)有利になるわけです。
大抵のメンタルクリニックは、今回の改訂を好意的に受け止めていますが、
(だから、改訂が適用されるかどうかを気にしているのでしょう?)
中にはあるんですよ。
ギリギリ攻めているようなクリニックが。
私がちょっと前に1日だけ受け持っていたクリニックがまさにこれで
院長は「一日150人見たぜー」とイキってました。
150x5[分]=750[分]=12[時間]
ですから、これで診察時間5分で保険請求するとグリグリの不正請求ですね。
開院時間は8時間程度なはずですし、長時間残業もしてないのですが?
不思議ですね。
(まあ、保健所からはマークされていてしょっちゅうカルテの開示を求められて
いるようですが)
少々、話が脱線しましたが、日付が変わった時を見計らってテストする、
でもいいんじゃないでしょうか。
猪股弘明
精神保健指定医
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Hiroaki Inomata
MD: Psychiatry BA: Physics
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...etc
2024年5月31日(金) 7:36 K. Takahashi <jaytakahashi@xxxxxxxxx>:
6月診療報酬データアップデートの確認
高橋@shk-clです
ORCA Ubuntu オンプレ版で、画面の
[01 医療事務]
[03 プログラム更新]
のボタンがあり、下の[03 プログラム更新]ボタンを29日夜に押下しました
画面は数分後に強制終了となり、再度ORCAのショートカットを起動したら、
提供日 処理状態
R6.5.29 提供されている最新の状態でした、
R6.5.29 済 第58回 令和6年5月29日
となり、プログラム更新は完了したようです
しかし別画面にある
標準提供マスタ 最終更新日R6.4.1
となっています。
質問:
6月診療報酬データアップデート(更新)と、標準提供マスタ 最終更新日R6.4.1は、別ものであり、6月診療報酬データアップデートは完了しているものと考えて
大丈夫でしょうか?
高橋
shk-cl.com
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