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[orca-users:07483] 1月分レセプト並行入力結果



八木@大阪です。

1月診療分のレセプトを以前から使っているS社レセコンと
ORCAで打ち出し比較してみました。

社保・国保合わせて、約900件のうち、レセプト1枚毎の
点数に差があったのは9件で、内訳は、特定疾患指導料や
処方管理料、継続加算といった、ORCAでは自動で入る点数を
以前のレセコンでは手動で入れねばならず、その入力忘れが
7件、フェノバールの注射薬価の登録ミスによるものが、
2件でした。すべて、ORCAでの入力の方が正しかったです。

請求書全体で、件数の違いが20件ありました。
このうち、8件は単純にORCAで入力を落としていました。
12件は、国保の併用が社保に入っていたり、本人が家族に
なっていたりで、6件が間違っていて、過不足で倍の12件
になりました。
ですから、実際には14件の入力ミスです。
これは、職員も慣れていないので、しかたがないと思います。

入力は、S社レセコンは職員一人で、ORCAはクライアント2台から
職員が2人で入力しました。1ヶ月の残業は、ひとり一月合計
平均3.5時間で、ほとんど無かったと言っていいと思います。

少し困ったのは、地方公費で一部負担助成の明細に、今までの
レセコンでは、該当者全ての件数が打ち出されていたのが、
ORCAでは自動計算され、自己負担より高額の患者(助成が発生
する患者)のみが打ち出されていました。最初、件数が違うので
プログラムミスかと思い驚きました。入力しなおしても、明細に
上がらないので、理由がわかるまで、かなり時間がかかりました。

レセへの註釈入力や返戻分のレセを請求書に加えるのも、やって
みれば、特に難しいものではありませんでした。
また、ORCAの自動チェックは、非常によくできていると思います。

レセの打ち出し順がS社とかなり違うので、最初、編綴にとまどい
ましたが、マニュアル化したので、次から困ることはないと思います。

当市でも、今月開業の先生がORCAを選ばれ、既に実用されています。

予想より差が少なく、また職員からの不満が、以前にも書きましたが、
小児包括の投薬の種別区分を数字で入れねばならないのが、うっと
おしいという位で、特に大きなものは無く、ほっとしました。

薬剤情報のデータベースもほとんど整備しましたので、いつでも
切り替え可能状態となりました(まぁ、S社レセコンの保守
料も払っているので、別に急ぐ必要はないですが・・・・)。


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                   八木高秀
thyagi@xxxxxxxxxxxxxxx / thyagi@xxxxxxxxxxxxxxx
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