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[orca-users:05563] 開発元?ベンダー?



鳥取の石津です。

先日来、鳥取県の地方公費印刷プログラムの件で書き込んでいましたが、どうも状況
が改善する見込みはないようです。

私はつい最近、ORCA開発元が株式会社ネットワーク応用通信研究所
(http://www.netlab.jp/)であることをしりました。

この会社は
http://www.orca.med.or.jp/orca/nintei/reference/index.php
から検索するとおわかり頂けると思いますが、鳥取・島根のサポート事業所でもあり
ます。

ですから、鳥取や島根でORCAを導入するには、株式会社ネットワーク応用通信研究所
とサポート契約することになります。 他にも他県の業者がありますが、普通は出来
るだけ近所の業者とサポート契約するのが当たり前かと思います。

で、今回私がアホなのか、理解できない点があります。

ORCAサポートセンターには、鳥取県の地方公費に関するデータも集められ、それを元
にORCA開発元の株式会社ネットワーク応用通信研究所が鳥取県の地方公費の印刷プロ
グラムをORCAに実装しています。 ただし、このプログラムは専用用紙にではなく、
枠も文字も一緒に印刷されるプログラムです。

 で、私が問題にしているのは、鳥取県が用意した専用用紙(枠や文字がかいてあり、
必要事項を記入したり、○を付ける)に印刷するプログラムは、その開発元が有償で
のみ実装しているという事です。

額の多寡でなく、本来ORCAに実装されるべきものが、有償でしか実装されないという
のは、今後も似たようなことが行われるとなると折角ORCAが広まりかけようとしてい
るのに問題ではないかと思うのです。

これが開発元でない、地方のベンダーがするのなら問題視はしませんが、開発元がや
ったという事実を問題にしているのです。

いいじゃないか、枠も文字も一緒の印刷ができるプログラムが只でORCAで出来るんだ
ろう? って思われるかも知れませんが、本来はORCAに標準で実装されるべきもの
(ORCAサポートセンターの公約でもありましたが)が、有償配布のみになってしまっ
たという事実に目を向けて頂きたいのです。


石津吉彦@石津クリニック
http://www.apionet.or.jp/~yoishizu/