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[orca-users:05478] Re: 鳥取県の特別医療費請求書作成ソフト
- To: orca-users@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-users:05478] Re: 鳥取県の特別医療費請求書作成ソフト
- From: "Nagashima/JMARI" <nagashima@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 20 Nov 2003 06:29:09 +0900
ORCAサポートセンタ(OSC)の永島です。
長文にて失礼します。
[省略]
> 正式のリリースに関してはプロジェクト内での調整の後、
> ご連絡いたします ⇒中山先生、引き続きご指導の程よろしく
> お願いいたします。
>
> という投稿がされています。ですので、きっとORCAの標準サポートとして
> 出てくると期待していただけの事です。
鳥取県の地方公費の帳票への当て込み印刷(オーバレイ印刷)には
総研(JMARI)としての対応は現在まだできていません。
(私も期待しておりましたが)対応開始に踏み切れていません。
実は自主的にこのオーバーレイ印刷(当て込み印刷)対応をされた
地域もあります。その地域の成果を正規の地域公費プログラムに
取り込んでもらいたかったのですが、これも実現できていません。
このような局面に遭遇した時の私が感じる「閉塞感」は皆様とも
共通する感覚かも知れません。
打開する道はないのでしょうか?
OSCはサポート組織です。研究開発を担当してはおりません。
ですので、OSCでは技術講習会を無料で提供してきました。
対象者は日医IT認定サポート事業所です。
解決すべき具体的課題(今回の当て込み印刷など)をお持ちいただき、
OSCの担当者がマンツーマンで対応し、1〜2日で必要な帳票や
当て込み印刷のための設定をご教授し、その場で開発し、実務で
使っていただける結果を持ち帰っていただくというものです。
このやり方に賛否はあるかと思います。開催地が東京だけですので、
遠い地域の方々には旅費・宿泊費の負担が発生します。
ORCAプロジェクトでの開発の成果をソースコード、プログラム
として提供するだけではなく、開発するノウハウや、方法自体を
オープンにしこの形式の講習会で皆様に持ち帰っていただきたいのです。
どなたにでもできることではないかも知れませんが、
「やればできる」という信念と実績を持った方が一人でも多く現れ、
その人達がネットワークを形成し、このプロジェクトを
自分たちのものとして担っていっていただきたいのです。
そうであれば、このプロジェクトは、特定の組織や、企業に依存する
ことなく、この国に根付き、綿々と受け継がれてゆくと信じています。
// ボランティアでは限界があります。ORCA経済圏とでも言うべき
// ものが出現し、適切な負担と利益のバランスが成り立つことを
// 期待しています。
全国津々浦々の助成制度を網羅的にカバーするのはとても大変です。
既存のレセコンでは、地域代理店が地域公費開発を担当しています。
最終的には、地域公費はそれぞれの地域(医師会等)で開発してゆくのが
いろいろな意味で最適な方法だと考えます。日医はそのための
最初のサンプルプログラムを開発し、提供しているわけです。
これはどの既存メーカもなしえなかった快挙と言って良いと思います。
OSCとしては、そこから出発し、その先に自立的に進もうとされる
皆様を微力ながらサポートさせていただきます。
ダウンロードしたら、購入したらすぐ使える商品ではなくて
申し訳ないのですが、逆に自分たちのモノにできるし、してしまえば
上記のような「閉塞感」や、「支配されている感じ・不安感」から
永久に解放されるとも言えるのではないでしょうか。
これがお答になっていることを祈念します。
今後とも、よろしくお願いいたします。
--
ORCA Support Center/JMARI/JMA(MN)
http://www.orca.med.or.jp/support/qa/support_form.html
T: 03-5319-4665 D-FAX: 020-4623-1358
認定事業所専用フリーダイアル: 0800-600-5506(Go Go ORCA)