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[orca-users:04045] Re: WoodyでJava(1.4.2)を使う方法
- To: <orca-users@xxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [orca-users:04045] Re: WoodyでJava(1.4.2)を使う方法
- From: "中山裕雄" <hnaka@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 2 Jul 2003 08:48:48 +0900
松岡さん お早うございます。
中山裕雄@鳥取県です。
> やはり、時代はJavaなのでしょうか。
>
> プログラム言語にもいろいろ種類があり、どれを勉強すればよいのか、
>
> 道に迷っています。ご教導下さい。
私自身はAccess+SQLServerで電子カルテレセプトシステムを
自作しもう何年も安定運用しています。
言語はVisual Basic中心からSQLによるサーバーサイドの処理
(Stored procedure)を中心にシフトしてきました。
もともと何かオープンソースで医療に役立つアプリケーションを
公開する気持ちを持ち続け、LinuxでもMacでも動作するアプリを
作ってみたいと考えているところへORCAプロジェクトの構想を
知り、その後は全面的にORCAを支持して来ています。
一方で現在FileMakerを中心に電子カルテを作成するグループに
も参加しており、コンピューターを医療現場でいかに道具として
賢く使いこなすかという視点から私自身日々迷いの連続です。
この様な状況下で今後どんな言語を覚え、あるいは
どんなツールを使うのが良いかという点についてはそれぞれ
の人の使用目的、意欲、価値観で異なってきますので
明快な「解」はまだ存在しないと思います。
さて、医師が3人集まると皆異なるOS環境に生息していることに
気が付きます。それでいながら、一方では医療は多くの共同作業や
情報交換を必要とします。アプリケーションレベルでOSの壁を乗り越えられる
場合もありますが、AccessやFileMakerあるいはメーカーの開発した電子カルテを
には手軽さがある反面、永続性(会社が倒産したらどうなるか?)つまり
MS→Linuxへの変化等の大きな変革に対しては脆弱です。
一世を風靡した数々のソフトがどういう運命を辿ったか−−。
Sun Microsystems という一私企業に依存するJavaも問題なしとは
言えませんが、その依存性を回避する数々の試みは継続していますし
Javaを中心としたオープンソースの開発が増えている
http://www.object-refinery.com/open.html
http://www3.vis.ne.jp/~asaki/java/
ところを見ると、私自身はJavaに期待しているとうのが現状です。
以上ご参考までに。
中山小児科内科医院
中山裕雄