[orca-users:01048] Re: 電子カルテについて

[（＾＾） <SuperDrk@xxxxxxxxxxxxxx>]

長文です
貴重なご意見をありがとうございます。
1：真正性の確保について
1-a)
BMLは当院でもっとも注目しておりました。ハッシュ値を用いて、証明するもの
です
だだし取引先全病院の全カルテをコード化して、一つの数字にするということで
すからそこから逆に、一つの病院の一つのカルテの1つの日付の記載にあとから
改ざんがないことをどのように証明するのか、今ひとつ疑問で、切り捨てました。
1-b)現在のところゴールドスタンダードがないということがわかりました。でも
できれば電子カルテを実際に導入しているほかの先生と、メーカー企業の方、ご
意見を訊かせて欲しいです。
2）画像について
当科は消化器外科です
CT、上部消化管透視、胸部レントゲン撮影、骨です
これらはすべてJPEG保存です。
動画は胃カメラと大腸内視鏡です。
これはすべてMPG保存です。カラーで1人で100−200MBになります。今時のHDDな
ら２年で120G（現在3万）のものにいれてもおつりがきます。
当院のシステムの中央はファイルメーカー５．０です。これだけでも7台までの
パソコンで同時にファイルを見ることができ、実用に耐えます。
その役割は、テキストと画像の管理です。患者はすべてIDが自動的に割り振られ、
これによって互いに関連づけされています。動画は内視鏡室のパソコンに、画像
はスキャナー連動パソコンに保存され、ファイルメーカーから直接呼び出してム
ンテラに使います。また紹介の時にはCDRに焼いて大病院に送ります。大病院で
は若手の先生がマックなり、ウインドウズでこれを見てくれるようです。この意
味からもDICOMよりポピュラーな規格の方がよいようです
画像と動画は大きいため、CDRには焼きません。今はやりのアイコラ動画のでき
の悪さからいってもこれらは改竄の対象として実質上意味がないからです。 

3）CDRの枚数について
私は1枚しか作っておりません。
3-a)
純粋にハードウェアによるtime stumpのためのCDRだから、1枚で十分です。
3-b)
バックアップとしては個人でRAIDを組んでおりますが、HDDが今時値下がりし、
かえって安上がりです。MOやCDRWは真正性の確保の意味からはフロッピーと同様
で無意味です。

当院のシステムについてみなさまのご意見をお聞かせいただければ幸いです。
長文乱文、お読みいただきありがとうございました。