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[ORCA-ANNOUNCE:00216] パッケージ更新◆日医標準レセプトソフト ver 2.1.0 (外来・入院) リリース
- To: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [ORCA-ANNOUNCE:00216] パッケージ更新◆日医標準レセプトソフト ver 2.1.0 (外来・入院) リリース
- From: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Date: Fri, 20 Feb 2004 21:20:51 +0900
ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。
日医標準レセプトソフト(以下、「日レセ」)ver 2.1.0 パッケージを提供します。
今回のパッケージは4月に予定されている制度改定対応の前に、これまで
寄せられたさまざまな機能上の要望、不具合対応を累積して行う目的で提供
します。
▲警告
今回のパッケージへのアップデートは必須ではありません。
アナウンス内容を良くお読みになり、本当に必要と思われる場合のみ
アップデート作業を行ってください。
▲注意
**********************************
* *
* 末尾に記述しています「日レセ」更新パッケージの提供について *
* の最後にパッケージアップデートに関する重要なお知らせを記述し *
* ております。必ずアップデートの前にご参照ください。 *
* *
**********************************
以下の手順で更新してください。
=======================================================
**************************************************************
■(1) データベーステーブル構造の変更
・収納テーブルを変更しました。
・日別収納テーブルを追加しました。
・患者病名テーブルを変更しました。
・自院病名テーブルを変更しました。
・ビュー(収納3)を追加しました。
・住所テーブルを平成15年9月11日更新情報まで整備をおこないました。
・プログラム管理テーブルを追加しました。
・保険番号テーブルを変更しました。
■(2) 依存関係
MONTSUQIを1.2.0以降のバージョンとします。
■(3) 再起動
「日レセ」パッケージを更新するとアプリケーションは自動で再起動
しますがサブプロセスが終了できずそのまま残る場合があります。
パッケージ更新後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリ
ケーションが起動できます。
■(4) テーブル構造変更の確認について
業務メニュー画面の「マスタ更新」を選択するとデータベース
の構造バージョンを確認できます。
正常にアップグレード(インストール)が完了すると
「構造ver(自)」および「構造ver(ORCA)」の表示は
「S-020100-1-20040205-2」
になります。
▲注意
**************************************************************
* パッケージのアップグレードの前に
* 操作に先立って必ずバックアップをおこなってください。
* バックアップの方法
* kterm などから以下のコマンドを入力します。
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
*
**************************************************************
=======================================================
今回提供パッケージにおける修正内容について
(A)プログラム更新
1.プログラムミスによる不具合を迅速に対処するための機能を
追加しました。
プログラムミスが発覚した場合に修正したプログラムをパッ
チプログラムとして提供していましたが、これをある程度自動化
して吸収するものです。
高速回線による常時接続をしていない場合などを考慮してオ
フラインでも可能とする予定ですがこれは未実装であり、当バ
ージョンではオンラインによる場合のみ処理が可能です。
(B)患者登録
1.保険情報・公費情報が表示可能件数以上になった場合、画面
表示が乱れてしまうので修正しました。
2.公費の負担者番号チェックで、法別番号が「51」(特定疾
患)の場合、「601」と「602」のみをチェックしてい
たので「701」もチェックに追加しました。
なお、「701」の場合は公費種別を「091 特定負無」
に自動設定します。また、公費種別の変更を可能とします。
3.公費の年齢チェックがある場合、エラーでなく警告としました。
ただし、老人公費(027)は現状のままとします。
4.患者番号に氏名を入力して検索する時、複数該当があり、患
者検索画面に遷移する時、入力した氏名に半角空白があると
該当の患者を検索しなかったので正しく検索するように修正
しました。
(診療行為、会計照会も同様です)
(C)患者照会
1.検索条件に診療科を追加しました。
2.状態コンボの最大件数を10件から99件に拡張しました。
3.検索結果画面において患者登録の業務権限がないユーザに
ついては患者登録への遷移ができないようにしました。
(D)予約
1.予約一覧画面と患者一覧画面に前頁・次頁ボタンを追加しました。
(E)診療行為
1.外来で労災・自賠責保険の時で診察料を算定していない場合
(他科受診などの場合)に外来管理加算の読み替えができる
行為を算定した時は読み替えをしないように修正しました。
2.外来で寝たきり老人在宅総合診療料を算定した場合に自動発
生する24時間連携体制加算を削除できるように修正しました。
ただし、加算コードを削除しなかった場合、加算コードを内
部的に自動発生との扱いにはしないので、寝たきり老人在宅
総合診療料のみを削除しても24時間連携体制加算は併せて
削除はされません。忘れず削除してください。
翌月から自動発生する場合も前月の内容で自動発生すること
とします。
3.セットを展開する時、診療コードがエラーの場合は対象外に
していますが、警告の場合も対象外だったので警告は対象とす
ることとしました。(後で、警告が表示されます)
4.逓減検査で同日に別の受診履歴で同じ検査を複数回行った場
合、新規入力は正しく逓減されますが、訂正の場合は逓減され
なかったので修正しました。
5.セット登録画面に入院・外来区分、老人・一般区分を追加し
ました。また、診療行為で患者を選択せずにセット登録画面へ遷
移した場合は登録ボタンを押しても診療行為画面へ戻らず続
けてセット登録が行えるようにしました。既にあるセットを展開
した時、入院・外来、老人・一般でエラーとなった場合、展
開していませんでしたが、そのまま展開するように修正しました。
6.特定薬剤治療管理料を算定した場合、自動発生するにした場
合のエラーをすべて警告に変更しました。
特定薬剤治療管理料(第4月目以降)のコードを特定薬剤管
理料の初回算定日から4月以内の時に算定した場合のエラー、
初回算定日から4月以上経過している場合に4月目以降のコ
ード以外のコードを算定した場合のエラーについて警告に変
更しました。
また、複数の薬剤があり特定薬剤治療管理料を複数算定する
場合、薬剤内容により初回算定日を決定することはできない
ので、自動発生した初回算定年月が違う場合があります。
この場合は手入力により年月を変更することになります。
月に3回以上算定した場合の警告表示は引き続きおこなうので、
複数の薬剤により2つ以上の特定薬剤治療管理料を算定して
いた場合は警告を表示することになります。
7.画像診断の診断料の自動発生を修正しました。
(1) 同時併施の場合、自動発生する診断料を同時併施のコー
ドとしました。併せて、同時併施のコードの単独剤を算定で
きるようにしました。この場合、警告を表示します。
(2) 撮影料と診断料が合算されたコードに、新生児・乳幼児
でそれぞれ別のコードがある場合、対象のコードに自動
で置換えるように修正しました。
(3) 撮影料の乳幼児加算を同一剤内でもそれぞれの撮影料に
対して自動発生するように修正しました。
また、乳幼児加算の自動発生位置を撮影料の直下とし、
診断料を乳幼児加算の直下に自動発生するように修正し
ました。
(4) CT、MRIの月2回目以降のコード変更が同日にあっ
た場合訂正で展開した時に1回目も2回目のコードで算
定していたので、正しい算定をするように修正しました。
(5) CT、MRIの月2回目以降の逓減を労災・自賠責では
行わないが、CT、MRIの同一部位を健保と労災・自
賠責の両方で算定した場合、労災・自賠責のCT,MR
Iを訂正すると健保の算定履歴を削除することがあった
ので正しく算定するように修正しました。
(6) 単純撮影と特殊撮影の自動置換えをしないように修正し
ました。今まで、単純撮影を同時併施の撮影料とした場合に
特殊撮影に置換えていました。また、特殊撮影を最初の撮影
料とした場合に単純撮影に置換えていたのでそのままの
撮影料を算定するようにしました。
※点数マスタ更新データを提供しているのでマスタ更新を
おこなってください。
8.リハビリで月11単位以上の逓減が、同一剤に同じコードを
複数算定して登録した場合に行われなくなっていたので、逓
減するように修正しました。
リハビリについては、できるだけ回数を入力するか、1剤1
手技にしてください。
9.手術の乳幼児加算、時間外加算の自動発生位置を最後の通則
対象加算外区分が「0」のコードの後に自動発生するように
修正しました。
レセプト電算システム対応のため位置変更。
麻酔も同様に修正しました。ただし、未熟児加算は手入力なので入
力位置の自動変更はしません。
10.DO検索画面から表示する、F5:受診履歴の画面で画面の
診療科と違う履歴の場合正しい内容を表示していませんでしたの
で正しい内容を表示するように修正しました。
11.同日再診で診療科を変更した場合、「既に診察料を他科で算
定しています。OKで同日再診料へ変更します。」を表示し
なかったので表示するように修正しました。
12.理学療法をDOで選択した場合、理学療法と理学療養以外の
剤を一度に選択した場合、先に選択した理学療法の逓減メッ
セージを表示しなかったので、表示するように修正しました。
13.約束処方(Snnn)を「−(マイナス)」で削除した場合、
次の剤の内容が一部削除されることがあったので、正しく削
除するように修正しました。
14.「包括分入力」を追加しました。
(1) システム管理の「1007 自動算定・チェック機能制
御情報」に包括登録を追加しました。
包括登録が「1 包括分入力をする」になっている場合
に診療行為、会計照会で保険組合せの最後に
「9999 包括分入力」を表示します。
(2) 診療行為の包括分入力
a)老人・一般、入院・入院外、病院・診療所のチェックの
みをおこないます。算定回数によるチェック、逓減はおこないません。
b)受診履歴を作成するが、初診算定日、最終受診日には反
映しません。
c)当月累計点数には集計しないが、合計点数には今回点数
を集計します。
d)乳幼児加算、施設基準の逓減、注射の残量廃棄の自動発
生はおこないます。
e)登録時に自動発生する処方料、診断料等は一切発生しま
せん。
f)収納データを作成しないので、登録後に保険へ変更はで
きません。訂正で保険を包括分入力へ変更することもでき
ません。
g)労災コードのチェックも行わないので入力はできます。ただ
し、すべて点で登録します。
15.外来入力で、内服薬の同一薬剤が別コードであった場合に同
一薬剤の自動判定ができないので、7種類以上になった場合、
確認メッセージを表示するように修正しました。OKを押した場
合に7種類以上と判断します。NOの場合は7種類以下と判断
します。処方せん料、処方料もこの判断の準じます。
16.DO画面(K09)の受診履歴に保険組合せを表示するよう
に追加しました。
17.診療選択でドクタ選択なしにした場合、診療行為で省略の
ドクタに置換えていたので、選択をしなかった場合はドク
タなしにするようにしました。(前回処方、頭書でドクタ表
示してしまっていました。)
18.受診履歴の保険組合せを全桁表示するように修正しました。
19.セット登録で、薬剤・器材に限り数量ゼロでも登録できるよ
うにしました。
システム管理の「1007 自動算定・チェック機能制御情
報」に数量ゼロ入力の項目を追加しました。
「0 標準(行削除)」の場合は今まで通り、行削除とします。
「1 入力エラー」の場合に、セット登録でき、診療行為で
数量ゼロをエラーとします。
セット登録で数量ゼロは、「P」で始まるセットのみ登録可
能とします。「S」で始まる約束セットは診療行為でセット内
容を展開しないので数量ゼロは登録できないこととします。
診療行為で数量ゼロの含まれるセットを展開した場合、ゼロ
の行がなくなるまでゼロにカーソルが移動します。ゼロがある
場合はエラーメッセージを表示しないがエラーであるので点
数、剤分離等は行えません。すべてのゼロがなくなった時に点
数計算等の処理をおこないます。また、他の画面への遷移もできない
こととします。
数量ゼロの数量に続けて「0」を入力した場合、行削除とします。
例)612340081 0 ← カーソルが移動する
612340081 00 ← 行削除となります
これはすべてのコードに有効とします。
システム管理で数量ゼロを入力エラーとした場合、
「0」はエラーとなりますが、「00」は行削除となります。
20.外来入力の請求確認画面に入金の取扱い区分を追加しました。
入金の取扱い区分によって、未収額を充当してゆきます。
また、未収額の合計がマイナス(返金)の時は、未収額でな
く返金として、前回までの返金に表示するようにしました。
複数科継続を押した場合、未収金の充当はできないので、入
金の取扱い区分を変更するか、入金額を充当しない額に変更
してください。
■未収金まとめ処理
診療行為の請求確認画面より過去の未収分に対する入金処
理を可能としました。過去未収への入金額割り当て方法はシス
テム管理「1038 診療行為機能情報」にて設定した入
金管理区分に準じておこなうこととします。
また、請求確認画面から割り当て方法の変更も可能です。
21.入院入力で、病院の時、入院の調剤技術基本料を自動算定す
る場合、当月に既に外来で調剤技術基本料を算定済みの場合、
警告を表示するようにしました。会計照会で外来の調基の算定を
なくした場合、自動発生するようになります。
システム管理の「1007 自動算定・チェック機能」の入
院調剤技術基本料チェックが「1 チェックする」となって
いて、当月に入院の調剤料が算定されていない場合にのみ警
告を表示します(月の最初の入院での投薬入力時に1回のみ
の表示となります)。
22.入力途中で患者登録へ遷移して登録で戻った場合、入力途中
の内容がクリアされていましたが、残すように変更しました。診療行
為で選択中の保険組合せが患者登録で対象外となった場合は
元の保険組合せをエラーとするようにしました。保険を選択し直
すこととなります。
23.DO選択で、投薬に限り回数の変更ができるようにしました。
剤の番号*回数で対象の剤の回数を変更します。投薬(診療区
分「21」、「22」、「23」)以外の剤の回数変更はで
きません。回数の指定が無い場合は表示されている回数となります。
剤の範囲指定をした場合、回数指定がない剤は終了の剤回数
となります。
例)1*2−3*4 とした場合、1は2回数、2、3は4
回となります。
1−3*4とした場合、1から3までの回数は4回とな
ります。範囲の中に、投薬以外の剤がある場合は、エラーと
なります。
24.診療行為画面のコラムリストの修正をしました。
診療コード一覧、Do画面、受診履歴一覧で行の開始位置が
変わらないようにしました。
25.外来入力で小児科外来診療料を算定している患者で、誕生月
で3歳到達月だった場合、時間外区分を入力しても自動発生
しなかったので、正しく自動発生するように修正しました。
26.労災・自賠責の入院室料加算(09594nnnn)のコー
ドを対応するように追加しました。入院で労災・自賠責で対象の
コードを算定した場合は、「80 その他」となります。
これ以外の時は自費とします。
27.入院入力で初診料が算定できる時、診療日が入院月でない場
合、診療日を入院年月に置き換えても初診料の自動発生をし
なかったので、自動発生するように修正しました。
28.外来入力で業務選択画面の環境設定で設定した時間外区分に
より時間外を自動発生するようにしました。
(1) 環境設定の外来時間外区分で1から4を選択した場合。
(2) 外来で、診療日が環境設定のシステム日付と同じで新規
の場合。
(3) 診察料(初診料、再診料)を自動発生する時に時間外区
分を診察料に追加編集します。
(4) 自動発生ではなく診察料を手入力した場合は、自動発生
はしません。
(5) 初回表示時に自動発生しているので、時間外でない場合、
時間外区分が違う場合に時間外区分を削除、変更できます。
(6) 中途終了をして、展開した場合は、中途終了時の時間外
区分を有効とします。環境設定の時間外区分で診察料の時
間外区分の自動発生はしません。
ただし、診察料のない場合の、手術・処置の時間外につい
ては、環境設定した時間外区分により自動発生をおこないます。
(7) 診察料が無い場合(他科算定済み、他保険算定済み等)
も、時間外の算定できるもの(手術、麻酔、処置)につ
いては時間外区分を入力時に自動発生します。ただし、入力
時に自動発生するので時間外区分の変更はできるが、削
除はできません。時間外が必要ない場合は、手技料の前に
自動発生した時間外区分を「0」にします。
例) 1 150001010 創傷処理
↓
0 150001010 創傷処理
時間外加算が削除されます。
(8) 検査、画像診断の時間外チェックは診察料に時間外区分
がある時のみ警告を表示しないので、環境設定で時間外
区分を設定しても同一画面内に診察料と診察料の時間外
加算がないと警告を表示します。
29.中途終了状態の内容を呼び出し時に保険組合せがゼロの場合
内容の展開をしていませんでしたので内容を展開して保険エラー
とするように修正しました。
(CLAIMからの時、保険組合せがゼロの場合があるため)
30.入院入力で患者を選択していない状態で、中途表示から選択
した場合、対象の患者の入院科・保険へと置き換わっていた
ので選択した科・保険になるように修正しました。
31.病名登録で疾患区分(特定疾患指導料などが自動発生する)
がついた病名に「疑い」フラグがついたものでも指導料を自
動発生していたので「疑い」フラグが「1」または「3」の場
合は自動発生しないようにしました。
32.入力する診療日に有効な保険組合せがない場合など、最初に
表示されたエラーを無視すればそのまま診療行為の入力でき
てしまい最終的に登録時にエラーとなるので、有効な保険組
合せが指定されていないと入力ができないようにしました。
33.外来入力で他科で既に算定済みの時、中途終了時に同日再診
料を算定していた場合、中途終了分を展開すると「他科にて
算定済み」に置き換わっていたので、中途終了時の内容をそ
のまま表示するように修正しました。
34.小児科外来診療料を算定できる時、同日再診で時間外のみの
算定をした場合、訂正で展開するとエラーとなっていたので、
正しく算定できるように修正しました。
35.傷病手当意見書交付料と療養費同意書交付料が1会計単位に
1回しか算定できなかったので、複数回数の入力ができるよ
うに修正しました。
ただし、療養費同意書交付料(113004310)には点
数マスタに月上限があるので、月上限のエラー処理を「1」
から「9」にすることにより、月2回以上の入力をおこなっても
警告となり算定できるようになります。
36.酸素が1剤に2つ以上入力されている時、最後に入力されて
いる酸素を対象に点数計算していたので、正しく計算するよ
うに修正しました。
併せて、酸素毎に自動発生していた酸素補正率を1剤に1つ
としました。
(F)病名
1.複数科の病名が一画面で表示できるように診療科のコンボボ
ックスに「00 全科」を追加しました。
また、診療科が1つしかない場合には診療科の選択を省略す
るようにしました。
2.自院病名入力コードの登録で病名マスタの接頭語や接尾語に
も入力コードをつけられるようしました。
3.自院病名入力コードの登録制限を無くしました。
4.病名一覧に表示する病名を当月分のみ、前月分のみ、全体で
表示切替できるようにしました。
5.自院病名登録で分類名の削除ができるようにしました。
6.病名一覧より複数選択して転帰から保険適用までを一括して
更新できるようにしました。
▲:後日公開の別途資料「改善・不具合等対応概要」を参照してください。
(G)収納
1.診療行為入力の請求確認画面で今回入金を0円にしたにもか
かわらず収納明細で確認すると「請求・収納」となっていた
ので「請求・未収」と表示するように修正しました。
※収納一覧表も同様に修正しました。
2.支払証明書に請求取消した内容まで計上されていたので計上
しないように修正しました。
3.未収金検索画面を追加しました。
4.請求確認画面(S03)で表示される前回未収に他科診療分
が含まれない不具合があったため、修正しました。
印刷された請求書兼領収書は他科分の未収も含めて正しく印
字されていました。
5.一括入金画面を追加しました。
(H)会計照会
1.保険一括変更で変更前の負担率に保険組合せの負担率がその
まま編集されていたので、3歳未満の場合に負担率が違うこ
とがありました。変更前の負担率を診療行為登録時の負担率を表
示するように修正しました。
2.会計照会画面のコラムリストの修正をしました。
会計照会内容、コメント登録画面、診療コード一覧で行の開
始位置が変わらないようにしました。
3.会計照会画面に包括分入力追加により、保険組合せ毎の選択
ができるように修正しました。併せて、月の剤回数、受診履歴一
覧に診療科、保険組合せの表示を追加しました。
初期表示は「0000 全保険」とします。保険一括変更に包
括まとめは対象としません。
また、チェック画面に保険組合せの選択ができるようにしました。
「0000 全保険(包括まとめ以外」を初期表示とし、包
括まとめ入力以外の内容と点数を集計して表示します。包括ま
とめ入力は、保険組合せで選択した場合のみ表示することと
します。
カルテ3号紙に、包括分入力を対象外とするように修正しました。
(I)入退院登録
1.転科・転棟・転室処理にて病室を変更した際に、室料差額の
表示が変更後の病室のものに変わらない不具合を修正しました。
2.「32 入院会計照会」画面で入院基本料を削除して退院登録を
した後に、退院取消しを行い同照会画面に戻った場合、
入院基本料の剤が表示されない不具合があったので修正しました。
(J)入院会計照会
1.今日時点の入院日数を表示するようにしました。
(K)入院患者照会
1.検索結果をCSVファイルおよび帳票に出力する機能を追加
しました。
2.検索条件に退院日を追加しました。
(日レセでは入院中の患者については退院日を"99999999"と
して管理しています。このため、退院日を範囲指定して検索す
る場合、期間の指定をH16.1.1〜9999999とすると現在入院中
の患者も検索結果に含まるので注意してください。)
3.検索項目「状態」に当月在院を追加しました。
当月に入院歴のある患者が抽出対象となります。
(L)入院定期請求
1.システム管理「5010」定期請求情報に請求時入金処理コ
ンボボックスにて「2 入金済みとして処理する」が選択さ
れている場合、定期請求で作成された収納は全て入金済みで
作成するようにしました。
(M)データチェック
1.確認項目コンボ「確認」の表記を「確認印刷」に変更しました。
2.クリアボタンを追加しました。
3.確認印刷ボタンを追加しました。
これを押すと確認項目がすべて「確認印刷」になります。
4.確認全印刷ボタンを追加しました。
これを押すと確認項目がすべて「確認全印刷」になります。
5.データチェック処理をおこなう前に、帳票の出力処理をおこなうか否
かを選択できるようにしました。
6.病名コード抜けのチェックは患者病名のチェック時に合せて
おこなうようにしました。
7.再診ダミーと院外処方を行った場合、院外処方せんの処理を
「含まない」で実日数のチェックをおこなうと、チェックに引っ
かかる不具合を修正しました。
8.同月中に初診が2回あった場合、診療開始日のチェックを行
うと病名登録を正しくおこなっていてもチェックに引っかかる不
具合を修正しました。
9.削除された保険組み合わせのデータが会計に残っていた場合、
保険組み合わせ有効期間のチェックに引っかからない不具合
を修正しました。
10.労災・自倍責保険については保険者番号抜け、被保険者記号・
番号抜けのチェックは行わないようにしました。
11.生活保護の患者については保険適応年齢のチェックは行わな
いようにしました。
12.レセプト表示しない病名はチェックの対象から除外しました。
13.レセプト表示期間が過ぎている病名についてはチェックの対
象から除外しました。
14.データチェック処理にて患者を50人チェックするつど、処
理結果画面に経過メッセージを表示するようにしました。
15.被保険者記号・番号抜けのチェックについて、今まではいず
れか片方でも未入力の場合はエラーとしていましたが、これを被
保険者記号・番号の両方が未入力の場合に限りエラーとする
ように修正しました。
(N)レセプト
1.Ver2.0.0において自費分行為入力した場合も自費レセプトの
作成および摘要欄記載をおこなうようにしましたが、
システム管理2005の「自費レセ摘要欄記載」を「1あり」
にした時のみ自費レセプト作成および摘要欄記載をおこなうよう修
正しました。
2.地方公費請求書用データ(RECE02X)および地方公費請求書テーブル
(tbl_kohsky.db)の実日数編集において、
主保険+全国公費+地方公費(レセプト記載しない地方公費)の
組み合わせの場合、地方公費の実日数が編集されなかったので
修正しました。
3.処置薬剤の約束処方セットについて、
レセプト摘要欄編集処理にて処理途中で停止しないよう修正し
ました。
4.公費単独で老人点数の対象患者レセプトにのみ記載すべき
「04老保」が主保険+老人保健+公費を持った患者について
も印字されてしまう不具合を修正しました。
5.山形県と福岡県の国保レセプトについてリハビリテーション等
を算定した方のレセプトで点数欄(下2段:その他欄)に点数
が印字されなかったので修正しました。
6.訪問看護指示料の剤の中にコメントコード「840000073」(訪問
看護指示料算定 日)で算定日の入力があった場合には、
レセプト処理での自動算定日記載は止めるように修正しました。
注)他のコメントコードで算定日の入力をおこなっていた場合は、
算定日の入力がないものと判断を行い2重記載になるので
注意してください。
7.投薬料の内服薬剤の診療行為入力において、内服調剤料が自動
発生した以降の診療で、内服薬剤の剤の6番目、11番目(以
下5ずつ加算した順番に服用方法がある場合、内服調剤料の
「〇×〇回」欄の点数が記載されなかったので修正しました。
8.レセプト病床数欄記載の修正をしました。
(1) 診療所(無床・有床)の場合
病床数は記載しません。
(2) 病院の場合
a)一般病床数が 200床以上の場合
一般病床数を記載します。
b)特定疾患療養指導料または慢性疾患生活指導料を算定し
ている場合
許可病床数を記載します。
c)特定疾患療養指導料または慢性疾患生活指導料を算定し
ていない場合
病床数は記載しません。
9.システム管理マスタ2005「レセプト・総括印刷情報」で
続紙区分 (入院外) 1 横タイプ または
続紙区分 (入院外) 2 縦タイプ
を設定している場合、続紙に診療行為内容が99件までしか
記載されなかったので修正しました。
10.システム管理の「1001 医療機関情報ー基本」、
「1002 医療機関情報ー所在地、連絡先」、
「4001 労災自賠医療機関情報」を期間を区切って作成
した場合、個別レセプトにて古い期間の情報を取得し、編集
等おこなっていたので、修正しました。
11.医療保険分
(1) カナ氏名欄を25文字まで印字できるように修正しました。
(2) 病床数欄を3桁から4桁に修正しました。
(3) 保険者番号欄、負担者番号欄、受給者番号欄の文字を小
さく修正しました。
労災・自賠責分
(1) カナ氏名欄を25文字まで印字できるように修正しました。
(2) 漢字氏名欄を25文字まで印字できるように修正しました。
(入院・外来)
12.入院診療行為入力画面で、「.900」「.920」で入力
されたコメントコードについて、レセプトに記載されるよう
修正しました。
(入院)
13.労災・自賠責の入院室料加算について
点数マスタで設定されている金額(上限額)より医療機関が
表示している金額が低い場合、
入院室料加算(個室・甲地) →”0959401xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(個室・乙地) →”0959402xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(2人部屋・甲地)→”0959403xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(2人部屋・乙地)→”0959404xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(3人部屋・甲地)→”0959407xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(3人部屋・乙地)→”0959408xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(4人部屋・甲地)→”0959409xx”
で点数マスタ作成
入院室料加算(4人部屋・乙地)→”0959410xx”
で点数マスタ作成
上記、診療行為コードで診療行為入力した場合、レセプトの
円項目適用欄記載、金額集計するよう修正しました。
注)”09594xxxx”は、入院の労災・自賠責以外で
使用した場合、自費分扱いとします。
(入院)
14.労災で診療行為入力された”09593xxxx”の診療行
為コードについて、レセプトの円項目適用欄記載、金額集計
するよう修正しました。
(*今まで自賠責のみしかおこなっていませんでした)
(入院・外来)
15.生保一括入力画面にて生活保護の検証番号チェックをはずし
ても検証番号エラーが出てしまうので修正しました。
16.主保険+老人1割低所得+地方公費+地方公費の場合に、低
所得の上限額がレセプトの一部負担金に反映されなかったの
で修正しました。
17.入院分で主保険+老人2割+地方公費の場合、上限金額
(72300円+(総医療費-361500円)×1%)がレセプトの一部
負担金に反映されなかったので修正しました。
18.薬剤などで、剤点数・診療コード計・数量計・明細数が同じ
剤で、数量計は同じですが、各数量が異なる場合、レセプ
ト摘要欄でまとまらないよう修正しました。
19.処置、手術等のレセプト摘要欄記載で、薬剤、特定器材の順
番で記載されるよう修正しました。
20.労災・自賠責レセプトで、金額の摘要欄に入りきらない明細
を通常の摘要欄記載が終わってから
”====金額行為(続き)====”と記載後、印字して
いますが、その際に、摘要欄の最下行若しくは下から2行目に
”====金額行為(続き)====”を記載する場合に限
って、金額摘要欄の続きが続紙に印字される際、縦に印字さ
れる現象があったので修正をしました。
21.生活保護の一部負担金額の記載について、医療券に記載され
ている金額(所得者情報で設定した額)を記載するよう修正
しました。
また、生活保護単独分(患者負担上限のある方)の食事標準負
担金額の記載をしないよう修正しました。
(入院)
22.地方公費で月額自己負担限度額がある場合、該当公費をもつ
患者の同一月内患者負担金が自己負担限度額に満たない場合
については、レセプトにて公費分請求をしないため記載しな
いようにしました。
保険番号マスタの設定画面に「レセプト記載」の項目を追加
したので次の解釈で設定をおこないます。
例)地方公費の負担限度額2000円、患者負担額1000円の場合
「0 負担上限未満記載あり」であれば公費情報をレセプト
に記載します。
「1 負担上限未満記載なし」であれば公費情報をレセプト
に記載しません。
なお、今回の対応は外来分についてです。
23.システム管理マスタ2005「レセプト・総括印刷情報」で
「社保OCR出力区分」を追加しました。デフォルトはOCR部
分の記載をおこないます。この区分を「1 OCRなし」にした場合
はOCR部分の記載をしません。
(O)請求管理
1.排他制御機能の追加をしましました。
(P)総括表・公費請求書
1.東京都の場合で社保請求書のマル都(大気)の表示が
「85(大気(都))」となっていたので
「82(大気(都))」と表示するようにしました。
2.平成15年4月より前の月遅れ分に対する総括表が作成され
なくなっていたので修正しました。
3.レセプト電算データ作成で出力先を指定できるようにしました。
今まではシステム管理に出力先(サーバマシン内)を指定し
ていましたが、ユーザ設定により端末の外部媒体へも出力を可
能とする方式に変更しました。
デフォルトはフロッピィ(FD)ですがMOドライブがある場合は
それも設定をすることで可能となります。
また、今までどおりシステム管理の設定による出力先(サー
バマシン内)もできるようにしました。
▲:後日公開の『「日医標準レセプトソフト」クライアントの
セットアップについて』を参照してください。
(Q)日次統計
1.日計表(伝票発行日別)、日計表(診療年月日別)について
不具合を修正しました。
<内容>」
保険診療にて自費のみ登録し、その後この自費を減額訂正し
た場合、差額のマイナス分が、プラスで計上されてしまう不
具合を修正しました。
2.入外区分を指定可能な日計表(伝票発行日別)(ORCBD006)を
新規に作成しました。
システム管理での設定は次のようにおこないます。
[帳票名] 入外別日計表(伝票発行日別)(任意の名称)
[プログラム名] ORCBD006
[帳票パラメタ1]伝票発行日 YMD (必須)
[帳票パラメタ2]入外区分 PNS1 (必須)
各パラメタの内容は次の通りです。
"伝票発行日"には処理対象の伝票発行日を指定します。
"入外区分":1(入院)
"入外区分":2(外来)(1以外の入力は外来が指定された
ものとみなします)
3.日計表(診療年月日別)にて、外来診療分のみ編集をおこなう日
計表を新たに作成しました。
(現行の日計表(診療年月日別)では、退院時に作成した請
求データが入院日の日計表に計上されてしまいます。今回作成し
た日計表では、入院診療分は考慮しないようにしました。)
【システム管理での設定】
[帳票名]外来日計表(診療年月日別)(任意の名称)
[プログラム名] ORCBD007
[帳票パラメタ1]診療年月日 YMD (必須)
各パラメタの内容は次の通りです。
"診療年月日"には処理対象の診療年月日を指定します。
4.日計表に労災保険、自賠責の患者請求額を記載するようにし
ました。
(R)月次統計
1.会計カードリストについて次の修正をおこないました。
(1) 会計カード入院診療分を発行する際に、システム管理
「5000」医療機関情報−入院基本の室料差額消費税
コンボボックスに登録された内容を判断し、室料差額の
編集をおこなうよう修正しました。
(2) 薬剤などで、剤点数・診療コード計・数量計・明細数が
同じ剤について、数量計は同じですが、各数量が異な
る場合、まとまらないよう修正しました。
(3) システム管理「4001」の「自賠責食事療養費」を
「2 労災準拠X1.2」にした場合、食事療養費を労
災の1.2倍した金額で計算するようにしました。
また、自賠責入院においても、その設定に従い編集するよ
うにしました。
診療行為の編集については、次の通りとします。
97 入院時食事療養(1)
労災(1.2倍)
自賠責(1.2倍) 〇〇X〇〇
※点数マスタ更新データを提供していますのでマスタ更新
をおこなってください。
(4) 院内感染防止対策未実施減算等の医療機関減算情報を診
療行為より入力した場合、会計カードに黒三角(▲)の
編集が漏れていた不具合を修正しました。
2.月次統計データ作成で次の不具合を修正しました。
(1) 27老人の情報(負担者番号・受給者番号)が抽出され
ません。
(2) 公費部分の適用期間(開始および終了)が抽出されません。
(3) 公費単独分のレセ種別コードが抽出されません。
(4) 補助区分が抽出されません。
(5) 内服、外用の診療種別区分が抽出される場合と、そうで
ない場合があります。
3.未収金一覧表(患者別)を新規に作成しました。
1患者につき1明細の編集をおこないます。
【システム管理での設定】
[帳票名]未収金一覧表(患者別)(任意の名称)
[プログラム名] ORCBG010
[帳票パラメタ1]期間指定区分 PSN1 (必須)
[帳票パラメタ2]開始診療年月 KKNYM(任意)
[帳票パラメタ3]終了診療年月 KKNYM(任意)
[帳票パラメタ4]処理区分 KBN (任意)
各パラメタの内容は次の通りです。
"期間指定区分"(必須)
0:期間指定を行わない(1以外の入力はこちらが指定され
たものとみなします)
1:期間指定をおこなう
"開始診療年月"
処理対象となる期間の開始年月を指定する("000000"の指定も可)
※期間指定をおこなう場合は必ず指定をおこなってください
"終了診療年月"
処理対象となる期間の終了年月を指定する("999999"の指定も可)
※期間指定をおこなう場合は必ず指定をおこなってください
ただし、単月の処理 (ex 200402 〜 200402)では未設定
でもかまいません
"処理区分"
1:締月翌月以降の訂正・入金を含む
2:締月翌月以降の訂正・入金を含まない
※期間指定をおこなう場合は必ず指定をおこなってください
ただし、終了診療年月が無期限("999999")での処理では
未設定でもかまいません
4.未収金一覧表(伝票別)を新規に作成しました。
1伝票につき1明細の編集をおこないます。
【システム管理での設定】
[帳票名]未収金一覧表(伝票別)(任意の名称)
[プログラム名] ORCBG011
[帳票パラメタ1]期間指定区分 PSN1 (必須)
[帳票パラメタ2]開始診療年月 KKNYM(任意)
[帳票パラメタ3]終了診療年月 KKNYM(任意)
[帳票パラメタ4]処理区分 KBN (任意)
[帳票パラメタ5]入外区分 PSN1 (必須)
各パラメタの内容は次の通りです。
"期間指定区分"(必須)
0:期間指定を行わない(1以外の入力はこちらが指定され
たものとみなします)
1:期間指定をおこなってください
"開始診療年月"
処理対象となる期間の開始年月を指定する("000000"の指定も可)
※期間指定をおこなう場合は必ず指定をおこなってください
"終了診療年月"
処理対象となる期間の終了年月を指定する("999999"の指定も可)
※期間指定をおこなう場合は必ず指定をおこなってください
ただし、単月の処理 (ex 200402 〜 200402)では未設定
でもかまいません
"処理区分"
1:締月翌月以降の訂正・入金を含む
2:締月翌月以降の訂正・入金を含まない
※期間指定をおこなう場合は必ず指定をおこなってください
ただし、終了診療年月が無期限("999999")での処理では
未設定でもかまいません
"入外区分"(必須)
1:入院
2:外来(1以外の入力は外来が指定されたものとみなします)
5.月次統計データ作成で出力先を指定できるようにしました。今ま
では画面にフルパスを指定してサーバマシン内にファイルを
作成していましたが、ユーザ設定をにより端末の外部
媒体あるいはディスクへも出力を可能とる方式に変更しました。
デフォルトはフロッピー(FD)ですがMOドライブがある場合は
それも設定をすることで可能となります。
なお、ファイル名欄にフルパス(ディレクトリを指定する
「/」を入力した場合)をした場合はエラーとすることにし
ました。よって、サーバマシンで作業をする場合も自分自身が端
末と見立てた設定が必要になります。
▲後日公開の『「日医標準レセプトソフト」クライアントのセットアッ
プについて(暫定版)』を参照してください。
(S)システム管理
1.管理番号2005の「レセプト・総括印刷情報」に
「自費レセ摘要欄記載」の項目を追加しました。
2.管理コード「1031」出力先プリンタ割り当て情報にて、
標準提供の外来請求書および入院請求書プログラムをコンボ
ボックスより選択可能としました。
3.管理コード「5000」医療機関情報−入院基本に室料差額
消費税コンボを追加しました。
4.管理コード「5010」定期請求情報に請求時入金処理コン
ボボックスを追加しました。
5.管理コード「9000」CLAIM接続情報に登録できる送
信アドレスの件数を最大10件から20件に拡張しました。
6.管理コード「1038」診療行為機能情報を追加しました。
7.管理コード「1039」収納機能情報を追加しました。
(T)点数マスタ
1.点数マスタ更新画面の診療コード(Z03)の更新で、点数
マスタの内容が変更されなかった場合はエラーがあっても入
力CD,老人・一般コードを登録できるようにしました。
(提供された点数マスタに新しく指導管理料コード等が追加
された場合、診療種別がリストに無い場合などに入力CDの
み登録できるようにするため)
2.点数マスタリストに自院で登録を行った「その他材料」に
ついても印刷を可能としました。
点数マスタ帳票出力設定画面にて「その他材料」のボタン
を押下することにより印刷できます。
印刷範囲は「059000001〜059999999」が対象となります。
(U)保険番号マスタ
1.公費付加情報設定画面にて選択番号が2桁までしか入力でき
なかったので3桁まで入力できるように修正しました。
2.公費付加情報の登録上限数を200から500に変更しました。
(V)その他
1.レセプト電算データの老人減免区分の編集を修正しました。
社保(国保)+老人+原爆の組合せの場合でシステム管理
2005の「老人+原爆 レセ記載」でレセ記載しない場合
のみ「4」を記録しません。
通常は老人レコードの「老人減免区分」に4を記録し、原爆
の公費レコードは作成しないのが原則です。
2.レセプト電算データのコメントコードの負担区分が記録され
ていないケースがあったので修正しました。
3.レセプト電算データの病床数の記録を修正しました。
内容は前述「8.レセプト病床数欄記載の修正をしました。」と
同様の仕様で記録をおこないます。
4.処方せんについて
診療行為入力で診療種別区分「.213」、「.223」、
「.233」を指定した剤については、院内処方、院外処方
のどちらを指定しても印刷されていたので、院内処方印刷時
のみに対象とするように修正しました。
5.次のデータベーステーブルに作成日、更新日、更新時間の編
集を追加しました。
診療行為(入院・外来)
会計照会(入院・外来)
患者登録
受付
予約
点数マスタの入力CD登録
収納
入退院登録
入院会計照会
定期請求
6.請求書兼領収書のパラメタと編集を変更しました。
入金額で未収額が充当できるようになったことで、請求書の
前回請求額が収納マスタから計算できなくなったので、パラ
メタで渡すようにしました。
また、再発行、訂正の場合、その旨を表示するようにしました。
7.負担金計算
岡山県地方公費『ひとり親家庭医療費』の入院時負担金計算
を行えるよう修正しました。
*入院 1日につき1,000 円(1月あたり10日を限度とします。)
*自己負担額が1000円に満たない場合は、自己負担額を
全額徴収します。
この場合の、レセプトへの記入は、患者からの徴収額に拘わ
らず1円単位で記入します。
(入院)
保険番号マスタ設定
入院−負担区分 1患者負担あり
回−負担割合 0
回−固定額 0
回−上限額 0
日−上限額 1000
日−上限回数 0
月−上限額 0
月−上限回数 10
食事療養費 1患者負担あり
* レセプト負担金額「2 10円未満四捨五入しない」
8.負担金計算
保険番号マスタの設定で”日”または”月”の上限回数がある
場合、再計算時、修正した診療行為分以前の収納のみ読み込
むよう修正しました。
(外来)
9.負担金計算
自費保険(課税)での負担金計算時、消費税ありの自費項目
は自費項目用の消費税計算はしないよう修正しました。
(消費税2重計算しないように)
(入院・外来)
10.負担金計算
システム管理「5000」の「室料差額消費税」を「1あり」
の場合、室料差額の消費税を計算するよう修正しました。
(入院)
11.請求書兼領収書の様式追加
システム管理の「1031 出力先プリンタ割り当て情報」
にて請求書兼領収書の標準プログラム名を変更することによ
り、消費税記載対応した請求書に変更することを可能としました。
12.薬剤情報提供書の氏名欄の「様」の印字位置をプレプリント
していましたが氏名にあわせて印字するように修正しました。
13.負担金計算(レセプト)
保険番号マスタの「日−食事助成額」に入力された金額を食
事負担額から減額するようにしました。
レセプトの標準負担額も減額後の金額を記載するようにしました。
14.システム管理「4001」の「自賠責食事療養費」を
「2 労災準拠X1.2」にした場合、食事療養費を労災の
1.2倍した金額で計算するようにしました。
また、自賠責入院レセプトにおいても、その設定に従い記載す
るようにしました。
レセプト摘要欄記載については、次の通りとします。
97 *入院時食事療養(1)
労災(1.2倍)
自賠責(1.2倍) 〇〇X〇〇
この対応により、点数マスタの予約コードを追加します。
※点数マスタ更新データを提供していますのでマスタ更新を
おこなってください。
15.生活保護の所得者情報で上限が設定されていた場合の負担金
計算について、医療費のみで上限の算定(食事患者負担なし)
をするよう修正しました。
また、高齢者の場合、生活保護の公費負担限度額15000円
までのところで、患者負担が発生するよう修正しました。
(入院)
16.負担金計算
入院分の診療行為入力で、院内感染防止対策未実施減算、医
療安全管理体制未実施減算、褥創対策未実施減算の入力をし
た場合、負担金計算が正しく行われていませんでしたので(減算
されず、加算されていた)修正しました。
が主な内容です。
==================================================================
ユーザカスタマイズ情報について
今回よりレセプト中間ファイルのレイアウトを変更しています。
コピー句名 CPRCF002.INC と CPRCF062.INC の変更をおこなっています
ので、RECE02X ファイルまたはRECE62X ファイルを使用していた場合は
地方公費プログラムなどについてもリコンパイルが必要と思われます。
site-jma-receipt/ 以下にプログラムが置かれている場合はパッケージ
のインストールにより自動的にリコンパイルされます。
==================================================================
マスタ更新データの提供について
○点数マスタ
点数マスタの更新データを準備しました。
診療行為
(1) 次のマスタの診療種別区分を「700」から「721」へ変更しました。
170019230 特殊撮影(診断・撮影)(乳幼児)
170019430 特殊撮影(他方と同時併施)(診断・撮影)(乳幼児)
170019830 I.I間接撮影(特殊撮影)(診断・撮影)(乳幼児)
(2) 次のマスタの診療種別区分を「700」から「710」へ変更しました。
170022730 単純撮影(イ)の写真診断(他方と同時併施)
170022830 単純撮影(ロ)の写真診断(他方と同時併施)
(3) 自賠責の食事療養費1.2倍対応のシステム予約コードを追加しました。
099609901 自賠責(1.2倍)
(4) 過去に廃止になっているマスタで現在も有効となっていたものが
あったので期限を切るようにしました。
更新データレコード件数: 17件です。
○システム管理マスタ
システム管理マスタの更新データを準備しました。
特定入院料(小児入院医療管理料3)を追加しました。
更新データレコード件数: 1件です。
●マスタ更新について
業務メニュー画面の「92 マスタ更新」を選択しマスタ更新管理一覧
画面より「更新(F12)」を選択すると更新処理を開始します。
更新が完了すると(「状況(F11)」を選択してください。)
「レコードver(自)」および「レコードver(ORCA)」の表示は
「R-020100-1-20040218-2」(平成16年2月19日現在)
になります。
**************************************************************
* 注意
*
* 1)パッケージをインストール/更新しただけでは各種マスタ
* は更新されません。必ず業務メニュー画面より「マスタ更
* 新」をおこなってください。
*
* 2)操作に先立ってバックアップをとることを推奨します。
* バックアップの方法
* ktermなどから以下のコマンドを入力します。
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
*
**************************************************************
=======================================================
「日レセ」更新パッケージの提供について
平成16年2月20日に「日レセ」更新パッケージをアップロード
しました。
パッケージファイル
jma-receipt_2.1.0-1+0jma1_i386.deb (無床診療所版)
jma-receipt-hosp_2.1.0-1+0jma1_i386.deb (入院版)
をダウンロードするために
/etc/apt/sources.listのエントリに以下を追加してください。
deb ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian woody jma
パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新できます。
▲注意:設定ファイルの更新
今回の更新では、設定ファイルの変更がいくつかされています。
パッケージの更新中に設定ファイルの置き換えを求められる場合が
ありますが、デフォルトでは置き換えないように「N」となっています。
置き換えないと正常に起動されない場合がありますので「Y」として
進めてください。
なお、置き換えも求められる設定ファイルは
/etc/init.d/jma-receipt
/etc/jma-receipt/dbgroup.inc
/etc/jma-receipt/jma-receipt.env
の3つです。
なお、必ずしも全てのユーザ環境でこれらのファイルの置き換えが発生する
とは限りません。
パッケージの更新前には念のためファイルのバックアップを推奨します。
dbgroup.inc が置き換えられた場合は再度redirectorの設定をおこなってください。
▲注意:アップデート時間
今回のパッケージ更新は多数のモジュールを引っ張ってきますので、
回線の幅にも依りますがかなりの時間が掛かることをお含み置きください。
==================================================================
今後とも、よろしくお願いします。
--
ORCA Support Center/JMARI/JMA
http://www.orca.med.or.jp/support/qa/support_form.html
T: 03-5319-4665 iFAX: 020-4623-1358
認定事業所専用フリーダイアル: 0800-600-5506(Go Go ORCA)