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[orca-users:13498] ORCAプロジェクトへの感謝



OpenDolphin-2.3mの簡易レセプト閲覧機能を分離し、ORCAご利用の方が利用できるようにしました。

OpenDolphinのコードを流用しているため、ライセンスはGPLです。
プログラムソースは
https://github.com/MasudaNaika/RezeTen
で公開しています。

ORCAプロジェクトがオープンソースであることとに感謝するとともに、
ORCAユーザーの皆様がDolphin Project

 製品版: LSC社 Dolphin Pro, S&I社 KarteCloud
 オープンソース:OpenDolphin

に少しでも関心を持っていただければ幸甚です。


1.インストール

Java SE7のインストールが必要です。
ORCAのデータベースにアクセスするため、postgresql.conf, pg_hba.confの設定が必要です。

https://github.com/MasudaNaika/RezeTen/archive/master.zip

から、RezeTen-master.zipをダウンロード。
展開物にdistフォルダがあります。distフォルダには実行に必要なjavaファイルとライブラリがあります。

プログラムを配置するフォルダを作成してください。
Windowsの場合、UAEの影響を避けるため、ルートフォルダやC:\Program Files\に配置するのは避けた方がよいでしょう。

(例)C:\User Program Files\RezeTenフォルダを作成
上記フォルダ内にdistフォルダ内の、RezeTen.jarおよびlibフォルダをコピーしてください。

デスクトップにRezeTen.jarのショートカットを作成すると便利でしょう。

2.実行
 先ほど作成したショートカットをダブルクリックしプログラムを開始します。
メニューバー、File→ORCA設定で、ORCAのIPアドレス、医療機関コードを設定してください。

3.レセ電データ取得・点検
 メニューバー→レセ→取込で過去3か月のレセ電データを取得します。
データ取得後、点検メニューよりレセチェックできます。
初めて点検を行う際、ORCAの適応病名マスタをデータベースに大量に取り込むため時間がかかります。

診療行為テーブルの項目をダブルクリックすると、適応病名を編集できます。
初再診、判断料など、病名チェックと関係のないものはチェックから外してください。
病名入力テキストフィールドにキーワードを入力して追加してください。
左側の病名テーブルをダブルクリックすると、病名入力テキストフィールドにコピーされます。
病名チェックは部分一致で行うため、残念ながら、キーワード「甲状腺」は「副甲状腺」にもマッチしてしまいます。

4.その他
 組み込みH2 Database Engineを利用しています。適応症データはrezetendata.h2.dbに記録されます。
プログラムの設定情報はrezeten.propertiesに記録されています。誤って消さないようにお願いします。
各テーブルのカラム幅は調節可能です。初期状態では無茶苦茶なのでお好みのウィンドウサイズ、カラム幅に調節してください。

 決して多機能ではありませんしORCAの病名チェックを活用されている方には無用ですが、 お役にたてれば幸いです


増田内科
増田 茂