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[orca-users:11487] Re: debian が立ち上がりません
- To: orca-users@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-users:11487] Re: debian が立ち上がりません
- From: kmaruyam@xxxxxxxxxxxxxxx
- Date: Thu, 13 Aug 2009 00:46:45 +0900
丸山です。
Googleで
PC 水洗い 弱い
http://blog.livedoor.jp/gigayuko/archives/50619266.html
PC 水洗い 弱い部品
などで検索すると、けっこう出てきますね。
私も最初は冗談だと思いましたが、原理的には妥当だと思いましたし、実際に
水洗いして、よく乾かしてPCや電子機器を再生している会社もあるようです。
電池やHDDは当然だめですが、だめもと覚悟で、(汚れのひどいPCを)できるだけ奇
麗な
水とブラシ等で手早く洗い十分乾かせば、けっこう使える場合があるようですね。
しかし、それほどまでして使う必要のあるPCはあまりないと思います。
PC98や古いMacでは必要なこともあるかもしれません。
乾かすときドライアーなどは掃除機と同様、静電気の問題やさらに、局部温度上昇
の
ためよくなく、あくまで長時間(数日)あまり暑くないところで自然乾燥するべき
でしょう。
* いづれにしろ十分乾かさないとショートして非常に危険です...
電解コンデンサやタンタル個体コンデンサは極性があり、+と−を逆にして接続する
と
爆発することがあります。
電解コンデンサの場合は爆発すると危険なので、最近ははじめから、爆発したとき
すぐ
割れるよう、上から見るとアルミに筋が入っています。
またゴムで爆発時の圧力を緩和するよう下(基盤側)のリード線にはゴムをはかし
て
います。こういう場合は勢いよく爆発するのではなく、徐々に膨らみます。(膨潤
という)
ひどい場合には上からみると電解液(といっても個体)がはみ出て茶色の物質が出
ている
ことがあります。
そういった対策のしていない非常に古い電解コンデンサや、特殊な電解コンデンサ
は勢いよく
音をたてて吹っ飛ぶことがあります。はるか以前私の近くで爆発させた人がいまし
た。
電解コンデンサは缶詰のようなもので寿命が短い部品の筆頭でしょう。
あまり古いPCでも膨潤することがあるかもしれません。
タンタルコンデンサの場合は形状が小さく、製造上?そのようにするのが難しい場
合も
あるので?あまり爆発に対して考慮されていないものがあるかもしれません。
タンタルコンデンサは高周波特性等特性が電解コンデンサよりよいので、おもに
電解コンデンサより高い周波数対象とするのでそれほど容量は大きくなくてよいの
です。
いずれにしろ周波数によりコンデンサの種類を換えて対応します。
並列に容量の異なるコンデンサが使用されているのはこのためです。
電解コンデンサも容量の小さなものは膨潤処理していないものがあると思います。
なお、Googleでコンデンサ 湿気 爆発
としてもすぐには検索にひっかかりませんでした。
いずれにしろ基盤の部品まで実装することは普通ないので、製造ミスで極性を
間違えて製造されたものが、まれに市場に出れば、爆発また膨潤すると思いますが
その
責任はメーカーにあるでしょう。
このほか耐圧不足の場合も爆発や膨潤する場合があります。設計不良で耐圧不足の
ものも
昔はあったかもしれません。
コンデンサはCV積という容量があり、コンデンサの容量と耐圧と製造技術で電解コ
ンデンサ
の大きさが決まります。従って同じ容量でも耐圧の高いものはお大きくなります
し、同じCV積
でもメーカーや時代により大きさはさまざまです。
なおPCやマザーボードの型番によっては正常な極性で、耐圧でも部品不良(ロット
など)
で電解コンデンサが膨潤し膨らみ、ひどい場合には上からみると、電解液(といっ
ても個体)
がはみ出て茶色の物質が出ていることにより、電源が入らないとか電源が落ちると
か
冬場に何回か電源スイッチを入れないと電源が入らないなどの症状がでているPCが
あることがあります。かなり有名なPCメーカーなどにも一部あるようです。
以前はマザーボードなどのメーカーにより、ひどいメーカーもあったようですが、
最近は、
たまたま部品不良(ロットなど)の不良により出る場合がまれにあるようです。
日本の電解コンデンサのメーカーの方が品質管理がよいので、マザーボードのメー
カーや
機種によっては、日本の電解コンデンサを使っていることをセールスポイントにし
ている
ものが実際にあるようです。
On Wed, 12 Aug 2009 09:04:55 +0900, PH6700DC wrote:
> 黒川@八幡東区@北九州市。
>
> 長野県の丸山先生は仰いました。
>> 水洗いして完全に乾かすというのが一番奇麗になりますが、動作保証は
>> しかねます。
>
> 埃を取った後で、純水に漬けて超音波洗浄して、純水を入れ替えて、また超
> 音波洗浄して、純水の汚れを観る為に水の電気伝導度を計って、60Mモーになれ
> ば、洗浄完了と言う訳には行きませんでしょうけど、徹底して汚れを落とした
> いと言う気にはなりますよね。電解コンデンサーが、なんだったケー、ある種
> の物は湿気があると、爆発するので怖いといっていましたけど、今はそんな金属
> コンデンサーは使っていないのでしょう??!!。タンタルだったっけ。
>
> On Tue, 11 Aug 2009 12:41:58 +0900
> kmaruyam@xxxxxxxxxxxxxxx wrote:
>
>> 長野県の丸山です。
>>
>> 水洗いして完全に乾かすというのが一番奇麗になりますが、動作保証は
>> しかねます。
>>
ということでOwn Your Riskということでこういう方法もあるということを頭の片隅
に
入れておいてください。けして推奨はしません。
--
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