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[orca-users:10145] ETCH orca4.0とODBC



栃木県日光市の熊谷医院の熊谷幸三です。
orcaを自力運用して4年になります。
現在はSarge orca3.4とRSBASEを連携させて使用中です。
(中山先生のorca tools2とorca2csv12とを使わせていただいております。)
ETCH orca 4.0の2重化が済んで4.0の運用に移行しようとしましたが、ODBC接続がう
まくいきませんでした。
今市病院医療情報室の手塚氏と高野氏の調べでetchではsecurityの関係でポートを開
けなければ繋がらなくなっているようです。
両氏の助言により解決しました。

私には良くわかりませんので自己責任で御判断ください。
(必要な先生には多分重要な情報と思います。)

手塚氏からもらったメールによる情報を下記に記述します。
==============================================================
ODBC接続のポイントは2つです。
1. TCU/UDP 5432 ポートを開く
これは "firestarter" というGUIを用いて、IPtables を
操作します。
firestarter は入っていないので、インストールします。
aptitude install firestarter
「アプリケーション」「システムツール」に起動アイコンが
できるはずです。
「ポリシー」タグの「許可するサービス」に
"postgresql" を「追加」します。(ポート番号に5432を入れると自動的にpostgresql
が設定されます。)
編集対象:受信側トラフィックのポリシー
編集対象:送信側トラフィックのポリシーの両方に追加します。

受信側と送信側を開いておきます。
接続を許可するホスト:右クリックで追加できます。
接続するマシンのIPアドレスを記述します。(送信側、受信側ともに)

2. /etc/postgresql/8.1/main/postgresql.conf 中の
listen_addresses = "localhost" をコメントアウトし、
listen_addresses = "*" に変更し、リスタートします。
(この部分が 7 -> 8 で変更された)

3.いままで同様、pg_hba.conf にアドレスを加えます。
再起動は
/etc/init.d/postgresql-8.1 restart

==============================================================
すべてのアドレスを監視する '*' は危険な感じがします。
必要なアドレスのみを記述するのがよいのでしょうが、
書式がよくわかりません。
英文コメントを見るとアドレスを','で区切って書けそうに思えますが、
listen_addresses = '192.168.1.1','localhost' などど書くと
エラーが出ます。
ここは開いておいて、pg_hba.conf で制限せよということなのかも
しれません。(以下マニュアルより)
-------------------------
listen_addresses(string)
クライアントアプリケーションからの接続をサーバが監視する
TCP/IP アドレスを指定します。
この値は、ホスト名をコンマで区切ったリスト、そして/もしくは、
数値によるIPアドレスです。
*という特別なエントリは利用可能な全てのIPインタフェースに
対応します。リストが空の場合、サーバはいかなる
IPインターフェイスも全く監視しないで、Unixドメインソケットのみを
使用して接続が行われます。
==============================================================
listen_addresses
デフォルトの値はlocalhostで、"loopback"接続のみが可能です。
このパラメータはサーバ起動時のみ設定可能です。
高野さんが調べてくれました。
listen_addresses = 'localhost, 192.168.1.1'
でうまくいきます。
==============================================================

以上です。
私がほんの少し加筆しましたので間違った個所があるかも知れません。
あくまででも自己責任で御判断ください。