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[orca-users:08338] Re: 突然の不具合
- To: orca-users@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-users:08338] Re: 突然の不具合
- From: "KOBAYASHI, Shinji" <skoba@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 08 Nov 2005 19:39:13 +0900
On Tue, 08 Nov 2005 11:16:14 +0900
黒田道郎 <jk2m-krd@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> woodyでは心配ないと思いますが、
> ある朝突然レセコンが!!!では困りますので、
> sarge版リリース前に何らかの対策を講じておかなければならないと思うのですがいかがでしょうか。
症例1の渡邊フォント問題はORCAというよりもオープンソースソフトウェア全
体において衝撃でした。Debian-jpは議論の末,痛みを伴うことを承知で,版権
に問題のあるフォントを廃棄することを決定しています。しかし,この痛みがあっ
たからこそ,ipa-fontのような優良なフォントがオープンソースソフトウェアに
供されたのだと思っています。ntp-serverについても現在あるものでさえ,いつ
サービス停止されてもおかしくはないと思っています。商用のタイムサーバとい
うのは現在でもほとんどなく,ボランティアベースで成り立っている世界です。
これらのサービスを永続的に維持するには,何らかの貢献をしていかなければ
なりません。暗いと不平を言うのは簡単ですが,灯りをつけるのはそう簡単では
ありません。簡単には,debianコミュニティと継続的に連絡を取り合っていくこ
と。ORCAプロジェクトについて理解していただくこと。あるいは,Debianに詳し
い人をORCAプロジェクトに組み込んでいくこと。そうすれば,症例1については
もっと早くにORCAで影響が出ると知らせてもらえていたかもしれません。今は
ORCAはDebianにほぼただ乗りしているに過ぎません。セキュリティアップデート,
パッケージの作成と維持,バグ報告,調査,修正,サーバの維持管理などなどOS
をネットワークで提供する全ての労力について依存しています。手っ取り早くは,
寄付という手段がありますが,誰がどの程度どこに寄付していけばいいかという
のはこれまた解決の難しい問題でもありまして。
--
KOBAYASHI, Shinji <skoba@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>