[orca-users:08021] Re: 遂に、ORCAに一本化（とsargeのapcupsdの件）

[Hasegawa Tsukasa <hasegawa@xxxxxxx>]

八木先生
いつもお世話になります。スカイエスエイッチ長谷川です。
八木先生の精力的な取り組みを、いつも参考にしております。

当社も今年の３月以前は、平行運用１か月くらいを考えて
いたのですが、しばらく前の導入はこんな感じでした。

Ａ医院
　１月末受注
　２月中旬ハード納入
　４月からＯＲＣＡ単独稼働の予定だった
　しかし３月の労災分のレセはＯＲＣＡから出した。
　医院様から労災レセをどうやって出すのと電話がかかっ
　てきたのみ。５月に入ってから、次回の講習で労災をやりま
　しょうねなどと言ったら、「ＯＲＣＡの印刷がきれいなの
　で、前月から出しています。」　驚いた。
　セットの整合さえもう少しスムーズだったら、レセプト
　全面、３月診療分から出せたかも。

Ｂ医院
　１月中旬受注
　２月中旬ハード納入
　２月末、３月前半はインフルエンザで忙しく、平行運用を
　やってくれなかった。丸１日分の平行運用をやったのは
　２〜３日位。
　しかし、４月からＯＲＣＡのみで稼働

Ｃ医院
　２月初受注
　２月末ハード納入
　事務の方の人数が少なく、外来が多く、平行運用はほとんど無し。
　（やっている時間無し）
　しかし、４月からＯＲＣＡのみで稼働

要は、１ヶ月かけても、工数のかかる平行運用をやってくれない、
もしくは、もっと先に進んでしまうのです。以上のようなことと、
今回の−８日がだめ押しになった上での発言です。−８日の医院様
は、昨日レセプト完成を見届けて来ました。これは特別なケース
かも知れません。

短期間で導入が困難なのは「診療科目が病院並みに多い」「地域
公費が完成されていない」「ＯＲＣＡ標準以外の帳票がいくつも必要」
「サポートが制度、医療事務を知らない」等のケースと思います。
当社も地域公費△、×の都道府県の医療機関への導入をやって
欲しいなどとなったら、１ヶ月以上の平行運用を必須にすると
思います。

しかし、ＯＲＣＡ導入はあらゆるケースで、「１か月、３か月
の平行運用が必要」だと言うことが誤解をもって広まっている
ケースがあったので、そうでもないよと話したかったのです。
この日数のみでＯＲＣＡに対する不信感さえ出てしまっている
ケースがありました。

この導入期間を短くしてくれたのは、ＯＳＣの皆様、八木先生
はじめこのＭＬの皆様のお陰と思っています。「導入期間が短い
＝ＯＲＣＡがだいぶ完成に近づいている」と言うことだと思います。

短期間で立ち上げるもう一つの条件を忘れていました。
「ＯＲＣＡを○月○日までに使うしかない。」


> これが揃っていれば、確かに１週間でも可能かもしれませんが、
> 中々、そうはいかないのが実情でしょう・・・・・・。
> 
> 現在JISキーボードでアルファベット入力していれば比較的簡単に
> コードの移行や操作もスムーズにできると思いますが、アイウエオ
> キーボードやタッチパネルに慣れていると、コードの移行と
> キー操作に慣れるのに時間がかかります。
> 
> それと、やはりある程度の並行入力しなければ実際に正しく入力されて
> いるかどうか分かりません。
> 
> 当院は、月数百枚のレセプトで、ORCAとメディコムとの違いが出るのは
> 数枚です。点数的には無視してもいいような枚数ですが、これを完全に
> 一致させるために何時間もかけてチェックします。
> 
> その結果を事務員全員に理解させます。
> 当院の事務員は全員、以前のレセコンを猛烈なスピードで入力できました。
> ORCAでも同様に、そこまでできねば移行に踏み切りませんでした。
> 
> 今日、ちょっと受付を覗いたら、窓口で計算を済んだカルテを
> 別の事務員が別のORCAクライアントで再チェックしていました
> （別に僕が指示した訳ではありません）。
> ORCAにして、絶対に入力ミスや窓口計算ミスしてはいけない！！
> という僕の考えが伝わっているようで嬉しかったです。
> 
> 何ヶ月も並行入力しなくても、ほとんどミスは無いかもしれませんが、
> もしミスがあったとき、基金や国保連合、患者さんから指摘される
> まで気づかないのではないでしょうか。
> 
> 職員が新しいレセコンに慣れ、また入力ミスを自院内でチェックするには、
> 自力導入で最低３ヶ月、ベンダーさんに頼むとしても１ヶ月の並行入力は
> 必要と思います。
> 
> あまり焦ると職員にストレスがかかりますし、ミスも出ると思います。
> 返戻があれば出しなおせばいいと言うものですが、僕のところは、月
> 多いときで、３枚程度の返戻（大概ありません）です。
> ORCAでもこれを維持していくつもりです。


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