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[orca-users:07431] 月次業務に関して



八木@大阪です。

ORCAへの移行に向けて、今月から全例、現在のレセコンと並行入力しています。
月末にレセを打ち出し、比較検討する予定です。
一応、毎日の入力業務に関しては、事務員の全員がほぼできるようになったと思
います(僕が見る限りで・・・・・・)。

それで、以前、黒岩先生のメールにもあったように思うのですが、僕も月次業務
をまとめてみました。

ハードの製作からソフトの設定やデータ移行を一人でやっているので、どこかで
ミスっても、なかなか分かりません。
実運用施設が、既に1000件を越えたとのこと、以下の手順のミスや改良点が
あれば、アドバイスください。

一応、1)−10)までの手順に関しては、今月入力分のレセでテストしてみま
した。まだ、レセを打ち出して比較していないので、11)以下のレセの打ち出
しから、請求書のまとめの部分は試していません。

まぁ、ボチボチやっていけば、来年の4月の保険改訂には間に合うでしょう・・
・・。

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      月次業務                     八木診療所

1)生保受給者番号チェック・登録
  医事業務→明細書→診療年月入力→F9(生保入力)で、受給者番号に空白が無いか
  チェックする(空白は、変動番号制生保患者)。
  空白があれば、医療証より転記する。
  問題が無ければ、F12(登録)。
2)明細書一括作成と総括表・公費請求書作成の関係
  明細書→一括処理すれば、“未請求”になる。
  総括表・公費請求書作成→印刷開始(→印刷しない→戻る)で、“請求済”になる。
3)総括表、公費請求書
 診療年月日、請求年月日入力→F8(チェック)
 前月分までの未請求リスト作成
*	前月分までのすべての患者を請求済にするには、各月の総括表・公費請求書作成
   →印刷開始(実際の印刷は不要)
 * 診療月途中で誤って、一括処置をすると“未請求”になり、診療月分も
   チェックリストに上がるので、注意する(後で一括処理するので無視しておいてよい)。
4)3)により前月分までの未請求リストを作成する。
  必要ならば、明細書→個別作成→レセプト印刷で前月以前の未請求レセプトを打ち出し、
  請求管理→請求区分を、一旦、“2請求済”にしておく。
5)当月分を、明細書→一括処置→印刷(印刷しない)として、全て“未請求”の状態にして戻る。
6)レセプト・プレビュー用(PSC社ReceiptViewer)のFDを作成
    総括表・公費請求書→診療年月入力→社保レセ電→印刷しない→終了後、FDを一旦Windows
  マシンに移しRECEIPTC.UKEをSYAHO.UKEにリネーム→ORCAに戻し、国保レセ電→
  印刷しない→終了後、新しいRECEIPTC.UKEをKOKUHO.UKEにリネームする。
  *必要に応じて、Windows上のReceiptViewerを使ってレセ内容確認する。
7)データチェック
  診療年月日入力
  8(薬剤と病名)、11(診療行為の併用算定)以外すべて2確認全印刷とする。
  自費保険患者の処理−含む、院外処方の処理−含まない。
  エラー・リストを印刷する。
7)エラー・リストにあがった患者毎に個別訂正する。
  *“(助成)の公費情報番号未入力”は、登録時、番号入力不要のため無視してよい。
8)個別訂正後、再データチェックする(明細書再作成は不要)。
  エラー表示が“公費情報番号”の件のみになれば、次に進む。
9)レセプトへ註釈入力が必要な患者のリストアップ
  *例:嘔吐・下痢・慢性肝炎の患者にビタミン剤を投与した場合。
     照会→Shift+F2(すべてクリア) →診療年月入力
     <病名、診療行為>
      病名に直接入力 嘔吐
      診療行為コード シハラ(シーパラ) andアスコ(ビタミンC)
      検索→印刷→リスト作成
     <病名、診療行為>
      病名に直接入力 下痢
      診療行為コード シハラ(シーパラ) andアスコ(ビタミンC)
      検索→印刷→リスト作成
     <病名、診療行為>
      病名に直接入力 *肝炎*
      診療行為コード シハラ(シーパラ)
      検索→印刷→リスト作成

10)レセプトへ註釈入力
    会計照会→診療年月入力→(リストアップした)患者番号入力→<診療内容確認>→
    コメント(Shift+F4)→文例選択(F7)→<註釈選択>→置換(F12)→登録(F12)→OK
    →戻る(F1)→登録(F12)。
   *文例はあらかじめ、会計照会→コメント(ShiftF4)→<コメント作成>→文例登録(F8)で、
    適当なコメントを作成しておく。
    例:(註釈)嘔吐により、ビタミンの摂取吸収が障害されたためビタミン剤を投与した。
      *以前と同じコメントを入れる時は、会計照会→患者番号入力→コメント→<コメント選択>
    →コピー(F5)→登録(F12)→戻る(F1)→登録(F12)。
11)再一括処理の後、当月分のレセプト印刷
   明細書→一括処理→印刷(*一括処理をすれば、“未請求”の状態になる)。
   続いて、総括表・地方公費を印刷(データは“請求済”になる)。
12)打ち出したレセプトを直接チェックした後、総括表順に並べ、枚数確認。
   ①2枚に分かれたレセプトの左上貼り合わせ
   ②病名消し忘れ、その他の不備を再チェック
  *レセプトの再作成が必要な訂正があれば、項目訂正登録後、明細書→個別作成
   →レセプト印刷して、差し替える(最終的に再一括処理するので、請求区分変更は不要)。
13)請求管理による修正
   ①何らかの理由で、当月診療で当月請求できないレセがあれば、請求区分を“0請求しない”
    にする。
   ②4)で打ち出した前月以前の未請求レセプトの点数を請求書に加えるときは、診療月・
    患者番号を指定して、“1未請求”として登録する。
   ③返戻分のレセ:(レセプトそのものは、手書き訂正する)
     頭書きの訂正や保険(請求先)の変更があれば、登録画面で頭書き変更(保険訂正・追加)、
     診療画面で診療月の内容を変更し、診療月のレセプト個別作成処理(印刷不要)する。
     請求管理→診療月と患者番号入力で呼び出し、必要なら点数を手入力で訂正して、
     請求区分を1未請求にして登録する。
    *メディコム分の返戻レセは、ORCAでカルテから診療月分の内容を再入力するか、レセプト
     の修正内容にそって、総括表を手書き訂正する。
14)先に、当月分の総括表・地方公費を打ち出したとき、診療月データは“請求済”になっている
   ので、当月分を明細書→再一括処理した後、最終的な総括表・地方公費を打ち出す。
   必要に応じて、レセ電FDも作成しておく。

  *当面は、チェックするために、総括表・地方公費は2回打ち出す。

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                   八木高秀
thyagi@xxxxxxxxxxxxxxx / thyagi@xxxxxxxxxxxxxxx
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