[orca-users:05676] Re: カーネルイメージの入れ替え：liloの編集

["Katsuhiko Ito, MD" <katsuhiko.ito@xxxxxxxxx>]

少なくとも私自身は難儀して以前techで話題にしましたのでポストします。

サポートの「カーネルイメージの入れ替えメモ 」では「それぞれの手順につい
て、ブートローダの設定を忘れないように」だけしかふれていないなので追加コ
メントをお願いしております。そのうち流れるかもしれません。

０．総研の「Debian GNU/Linux 3.0(Woody) インストール 手順書」のごとくイ
ンストールすればkernel2.2.20と2.4.18-686ですが，多くの方はkernel2.4.18-
bf24でシステムをインストールして，後から2.4.20-2-686などを追加しデフォル
トとされていたのではないかと思います。つまりほとんどの方のWoodyにはすで
にkernel-imageは２つあります。これを起動時にliloで選択できるようにされて
いる場合を想定します。

このままの状態で apt-get install kernel-image-2.4.18-1-686 とすると，こ
のkernel-imageだけしか選択できなくなってしまいますから準備が必要です。

１．./　には通常 vmlinuz と vmlinuz.old がありますが，これらを
vmlinuz2.4.18-bf24 vmlinuz2.4.20-2-686 などのように名前を変更します。

２．#apt-get install kernel-image-2.4.18-1-686

３．./　に新しく追加された vmlinuz を vmlinuz2.4.18-1-686 と変更。

４．/etc/lilo.confを以下などのように編集。


default=2.4.18-1-686

image=/vmlinuz2.4.18-1-686
	label=2.4.18-1-686
	read-only
	initrd=/initrd.img
#	restricted
#	alias=1

image=/vmlinuz2.4.20-2-686
	label=2.4.20-2-686
	read-only
	optional
#	restricted
#	alias=1

image=/vmlinuz2.4.18-bf24
	label=2.4.18-bf24
	read-only
	optional
#	restricted
#	alias=2


５．/sbin/lilo

kernel-image-2.4.23-1...のインストールには苦戦しています。しかしもうしば
らく待てばsourceからビルドしなければならない，ないし依存関係を考慮しつつ
dpkg -i で個別にインストールする，ということなくaptでインストールできる
ような環境を下記のような篤志家の皆さんが作ってくださいそうです。もうでき
るのかもしれませんが，apt-lineの設定が難解です。

http://www.backports.org/debian/dists/stable/



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伊東 克彦:Katsuhiko Ito, MD, PhD, FJSIM
宮前平内科クリニック:Miyamaedaira General Practice Clinic
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