[orca-users:04191] Re: ユーザ状況のお尋ね

["Nagashima/JMARI" <nagashima@xxxxxxxxxxxxxxx>]

中嶋様、ORCAサポートセンタ・永島です。
いつもお世話になっております。

> ＯＲＣＡプロジェクト、スタッフのみなさん、ごくろうさまです。
> 入院版も順調に動いています。

ありがとうございます。
現場で使われているというご報告が何よりも励みになります。

> 昨日、深谷・大里郡医師会で、説明会がありました。
> 日医ＨＰで紹介されたこともあり、事務員さんを中心にスタッフを含め４３名ほど集
> まりました。
> 内容については、医師会から報告があると思います。
> 昨日の様子を見ていて、このところ「日レセを使ってみよう」という雰囲気がでてき
> たように思われます。
> 
> ところで、今年４月ごろから、不可解な情報が流れています。
> 「ＯＲＣＡを使っていた先生が、どうにも使えないので、しかたなく、
> メーカ製に変えた」とのことです。
> 当初は埼玉県南部で３件ほど聞きましたが、先日は、地元、熊谷市の医院から話が出
> て、「ＯＲＣＡは大丈夫なのですか」と尋ねられました。
> 昨日、講演してくださった森川先生は昨年６月から使用しています。当初は、操作が
> 遅くなるなどの問題はあったが、使えないと思ったことはない、と話していました。
> 私どもは、少なくとも地元での汚点がないように、医師会関係者へ気配りをしてきま
> したので、このようなことが事実であれば、大変残念なことです。
> 情報を流しているのはＳ社の営業マンと聞いています。
> 全国では広いので、さまざまな経緯で、日レセを断念した医院はあるかと思います。
> サポートセンタで何か情報がありましたら、教えていただけませんか。
> 今後の教訓にしたいと思いますので。

一般的に競合他社(製品)を陥れるために、FUD(ファッド、エフユーディー)と
言うことが敵対する企業によって行われます。

FUDとは、不安(fear)、不確実性(uncertainty)、疑い(doubt)の頭文字で、
競争相手の製品ではなく自社製品を使うように顧客を口説くために、
競争相手の機器やソフトウェアにの未来には暗雲が立ち込めていると
断言することによって暗黙の強制をすること。
(「ハッカーズ大辞典 福崎俊博訳 アスキー出版局」より)

ユーザ数、導入検討中ユーザ数、がどんどん増えていますので、
中には一般企業のレセコンを導入されるところがあってもまったく
不思議では無いと思います。
どんなにサポート事業所の皆様が頑張っても、1週間やそこらで日レセを
導入するのは困難です。時間切れで間に合わない場合もあると思います。
準備期間のほとんど無い案件を無理に日レセで導入し、トラブルを
自ら招き入れる必要はありません。それは、医療機関にとっても
無理無理の導入は決して良い結果を生まないのです。
日レセの採用は、パソコンを買うのとは違います。

また、日レセの初期公開時の機能を見たときの先入主が未だに残って
入ると言うことも十分考えられます。
日医による開発と言うことで過度の期待を持たれた場合、失望も
大きかったかも知れません。
しかし、皆様ご存じのように、日レセは日々進化しています。

また、この場を借りてで恐縮ですが、日レセに接続したい周辺機器類
等ありましたら、サポート問い合わせページなどからご連絡ください。
例えば、Computer Radiography(CR)、診察券発行機、再診受付機、
紙カルテ自動保管庫、薬袋印刷機、レジスタ、などなど。
これまでプリンタ・メーカの皆様には大変積極的なご協力をいただき
お礼を申し上げます。最近はトラブルはほとんどありません。
このプリンタと同様、今後大規模に日レセが普及し、病院などにも
導入されるために、各種周辺機器接続が必須となります。

皆様のご要望をお寄せください。
(1) 接続機器：カルテ保管庫、など機器の種類をお書きください。
(2) メーカ名／製品名：
(3) 接続形態：シリアル、USB、Ethernetなど。
(4) その他：接続希望時期など

既に、カード発券機メーカ２社殿から接続インタフェース仕様書が
届いています。

よろしくお願いいたします。

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ORCA Support Center/JMARI/JMA
http://www.orca.med.or.jp/
http://www.orca.med.or.jp/support/qa/support_form.html