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[orca-users:03282] Re: VM-Ware への・・・(改題:全医協の件)
- To: <orca-users@xxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [orca-users:03282] Re: VM-Ware への・・・(改題:全医協の件)
- From: "中山裕雄" <hnaka@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Mon, 10 Mar 2003 22:51:33 +0900
八木さん、安陪さん こんにちは
中山@鳥取県です。
ORCAはVER1.0となりレセコンとしては
ひとつの区切りができたはずです。
そしてこの先どうすれば医療の現場で活躍し、
導入が進んでゆくかという議論になると思います。
一方で、電子カルテへの関心も日々高まっています。
現時点で本当に診療の質が向上するのかということに
関して議論のあるところですが、最終的に電子カルテと
ORCAによっていかに使う医療従事者も診療を受ける患者も
そのメリットを得られるようになるかという議論に繋がって
ゆくと思います。
今回の全医協のORCAの現状と将来というシンポジウムにおいて
西島先生がOPASにも全力を挙げて取り組むと述べられました。
私はORCAの発展と普及を願う立場と同時に電子カルテを
使う医師と意見交換を持つ機会が多きなって来ていまして
いかに電子カルテとORCAを繋ぐか、電子カルテに記録する
情報はいかにあるべきかを日々試行錯誤している人間でも
あります。この電子カルテに記録する情報を、どこに格納し
どのように格納し、どのように記録及び呼び出しするかは
大変関心がありますし、多くの議論が必要なところと思います。
ORCAはレセコンである、CLAIMで繋ぎなさい、終わり--では
ないですよね。
いきなり、全ての情報格納要求は満たせないのは当然としても
共通の合意というものは議論してゆけばある程度オープンな議論
でも可能ではないかという気持ちから、まずどこに情報を
格納するのか、テーブルの構造はどのようにして決めてゆくのか
等素朴な疑問を投げてみるつもりで、会場では質問をしましたが
私自身の質問の表現が不明瞭で、不発に終わってしまいました。
こうい議論はいかにも技術論のようでもあり、実は
医療情報の標準化とも密接にかかわり、今後の電子カルテの
設計にも多きな影響があります。各開発者が自由にすべき部分と
自由にすべきではない部分とあります。
この様な議論は時期がまだ早いのでしょうか、あるいは
医療情報学会での専門家の結論をひたすら待ち続けるのが
正しい姿勢なのでしょうか?
ますます、どうするのが良いかわからなくなりましたが
会場での質問の意図を補足する意味でこのMLに投げます。
中山小児科内科医院
中山裕雄