[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[orca-users:02344] Re: 福山医師会オルカフォーラムに参加して(その1)



是永先生
上野@日医総研@プロジェクトマネージャです。

あまりにも長いメールに圧倒されました。

我々は誇りを持って仕事をしています。
日医総研の研究費の中からやりくりして
プロジェクトを進めています。
スペースもないしスタッフも少ないです。
私を含めて総研ORCA専従スタッフは初年度は2人。
昨年度は3人。
今年は最近5人目+バイト2人を入れてもらいました。
それ以外のORCAスタッフには、客員(委託)研究員の
方々が7〜8名おられ、専門分野をボランティアに近い
状態で担当してもらっています。

私も1行1行反論する気はありません。

ORCAプロジェクトでは、日医の権威ある
○○委員会のように、担当課があり、
会話を録音し後でテープを興すような
1〜2ヶ月おきの会議はしていません。
週に数回、プロジェクトの様々な分野での
会議や打ち合わせがあります。
定期的なものでは、簡潔な議事録やそれに
付随する膨大な資料が当然あります。
積み重ねたら3mや4mは軽く超えるでしょう。
いやはや公開することを考えただけで
気が萎えます。
 #東京にお越しの際はお気軽に総研に
  お寄り下さい。。
これに加えて何千通にもなる開発に関わる
メールがあります。

最も重大な決定は、日医執行部に図ります。
ですからそれは執行部の定例会での議事と
して記録されているでしょう。
情報担当理事連絡協議会でも折々の状況や
方針を報告しています。

ORCAプロジェクトは、これからなのですよ。
なんのために、会長自ら「日医IT化宣言」を
したのでしょう?日医執行部の担当役員が、
身体を張って進めているのです。俺たちも
それに応えようと頑張っている。非常に
強固な信頼関係があります。このプロジェクトの
どの地位の人たちにもマズイ事が起こったら
「俺が尻を拭く」という気概がある。だから、
プロジェクトがスタートできたし、ここまで
来ることができたのです。

開発の外注に関しては、今まで培った信頼関係で
決まったこともありますし、入札をしたこともあります。
日医は公的機関ではないので広く「公開」入札
をしたというのはあまり聞いた事がありません。
適材適所と思われる企業と契約を交わし、
プロジェクトを進めています。

このプロジェクトに限らず、日医総研ではなるべく
優秀な情熱あるベンチャーに仕事を発注し、コスト
を押さえるとともに相手を育てるという方針です。
大企業に丸投げな仕事をすれば我々も楽で
良いのですが、コストは今の3倍ぐらいかかるでしょう。

入札や業者決定の過程の公開を義務づけるので
あれば日医に出入りする全ての業者が対象になると
思いますよ。15万会員もいるのですから、日医雑誌や
日医ニュースの作成・配信に関わるコストだけでも
ORCAプロジェクトを遙かに上回る費用がかかっていると
思います。
当然こういうギスギスした話は同じく会費で動いて
いる都道府県郡市区MAにまで影響するでしょう。

以外とこのプロジェクトの開発関係者は非常にまじめで
素直で責任感のある謙虚な人が多いのです。
「俺が、俺が」な人が少ない。
それが一種秘密主義のようなものを醸しだしていた
と思います。私も筆無精でしたので反省している
ところです。


<JMARI  Tomoaki Ueno  ueno@xxxxxxxxxxxxxxx>