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[orca-users:02192] Re: クライアントの最小必要スペックについて



日野市医師会 近藤信介です

「クライアントとしての必要最小スペック」は
ORCAが動作して、遅さに耐えられるのが限界最小スペックとしか言いようが無いので
は?
 動作速度の問題は、個人の我慢強さによるので、なんともいえませんが、もうひと
つ、故障時のパーツの手配が不可能なほど古いマシンをメインに使用するのは、やは
り危険でしょう。私の医院では、心エコー動画ファイリルに使っていたマシンを最近
交換しました。理由は、やはり、パーツを見かけなくなってきたからです。Slot1の
PIII550MHzでした。PIII550でもMPEG2の切り貼り、ファイルサーバーには十
分だったのですが、秋葉原でも、Slot1マザーをめったに見かけなくなりました(中
古、ジャンクにはマザー、Slot1CPUとも見かけます)。
 さてPIII700マシン(多分Mendocino?コア)ですが、Slot1じゃないですよね。
Slot1はジャンク、中古になるので、メンテが不安です。Socket370マザーなら、
新しいマザーを買ってもPIII700は、動く可能性がありますが、もしCPUが死んだ
ら、新品CPU(Copperminie以降)は、今お使いのマザーのBIOSが対応していないで
しょうから、同程度のCPUが必要です。中古で入手できるか、予備があれば、何に
使っても良いのでは?。BIOS UPDATEして、PIIISも使えるのなら(その時代のマ
ザーでは、ほとんど期待薄ですが)、何の心配も無いと思います。
 私の20年の経験では、CPUのトラブル2回(2回ともクーリングファンが死ん
で、CPUの熱破壊)、マザーのトラブル1回(CPUの熱破壊時に道連れになった)、電
源ユニットから煙が出た、SCSIカード(ADAPTEC)のBIOS ROMの足が錆びて接触不良に
なった、ぐらいが主なトラブルです。古いマザーではCMOSバックアップ用のバッテ
リーがマザーに半田付けになってて取り替えられず、5年以上使うと、バッテリーが
死んで、CMOSが「おばか」になることがあります。
 最近のPCは進歩が早く、パーツの規格、特にCPUの電圧の変更が多く、業務用の事
務機としてみた場合、5年使うにはメンテの面で困りますね。この辺もベンダー育成
が大切なところなのでしょう。業務用の検査機器には、いまだにI486、時にはI3
86のPCも見かけますが、パーツはストックしてあるようで、故障時にはI486の
新品PCが届いてびっくりしたことがあります。

日野市医師会 近藤信介
多摩市関戸2−25−1−311
042−337−8182
nkondo@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx