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[orca-users:01090] Re: Aqua で Xwindow がダウン



MT-JAPAN廣瀬です。
日本医師会での認定試験は私も参加いたしました。

> 先日当院の事務員が日医標準レセコンの認定試験を受けてまいりました。
> 
> レセプト一般の問題に比してDebian,ORCAに関する問題のレベルが高すぎるよう
> に思います。

ORCAの導入を行うエンジニアにとってはまずレセプトの知識よりまずORCAの導入
についての事となるのは当然の事と思います。
何よりも餅屋には必要な知識ですし、それがエンジニアの仕事でもあるからです。
ただ話の内容はそこまでレベルが高いようには感じませんでした、日常的に
Linuxを使ってインテグレーションをしているエンジニアにとっては当然の
知識といってもいいと思います。認定試験にもDebianやORCAに関しての知識は前
提として掲示されていましたし・・

> 例題1 「全ユーザの初期設定として加えておきたい事柄があったため,
> /etc/skelにファイルを新設した。また,ドットファイルの一部を編集し,サイ
> ト事情にマッチするような内容にした。」○か×か
> 
> 日レセ運用に必要な知識か?

必要な知識だと思います。
/etc/skelはユーザー追加の際のユーザーのデフォルト環境を設定しておく場所です。
たとえば.(ドット)で始まる各種環境設定ファイルとORCAのstyleファイルの格納もここです。
ここにデフォルト設定を行う事でユーザ追加後の追加設定を不要にする事が可能であり、
且つユーザ全てに統一的な環境を提供する事が可能になります。

> 例題2 患者が医療機関に受信する時,一般的に初回または月初回必ず提示しな
> いといけないものは次にうちどれか。ひとつ選択
> 
> 診察券  健康保険証  運転免許証  クレジットカード 葵の印籠
> 
> 最後の選択肢は架空。

これは初診の定義が変わりましたからね・・
なんともいえない事ですが、ただ経験としてエンジニアが最低限知っておく病院
の知識なのかもしれません。
もちろんORCAを運用していくにはこれらの知識だけで十分とは思いませんが。
エンジニアは医事は専門ではないですから、中には一緒にカルテ打ちまくってい
るエンジニアもいますが・・ B)
そこは専門の医事インストラクター、つまりはORCAインストラクターと協力して
となるのでしょう。

エンジニアが加算が取れるだのジェネリック薬品だの後発品だのと言うのもそれ
はまた畑違いって気がしないでもないので・・もちろん知っているに越した事は
無いのですが。

> 問題作成者の知識の偏りを感じました。このときの講義をビデオ録画させたので
> すが,皆さんの控えめなご性格を反映してか,声が小さくて,ぜんぜん聞こえま
> せんでした。「テキストを読んでいるだけ」の方が多い(らしい)のは残念です。

テキストを読んでいるだけでなく多くのTipsとノウハウを聞けました。
あぁ・・なるほどね・と思う場面が多くありましたよ。
もちろんテキストを読み直して補足していく事は大事なことなんでそれは基本だ
と思います。実際に開発に関わっている人からテキストの解説がある事はとても
貴重な経験です。(特にミドルウェアとネットワーク面はそうだった)

> 講義中にアナウンスされた貴重な情報,「Aquaを使うと落ちやすい」は本当です。
> 
> オンボードチップ+液晶でgnome+ORCAを使用する場合,「きちんとAquaが表示さ
> れない」「Aqua設定後,Xwindowが立ち上らなくなる」などが経験されました。
> ビデオカードが自動認識されたケースでは,Aquaは安定して動作するようです。
> 
> しかしAquaはおもいのほか X window system へ負担になるようですので,正式
> にマニュアルからはずすことも含めて比対応を謳うべきだと考えます。

これは私は経験した事が無いのですが、推奨しているんでしょうか?
ただ私の場合はTNT2やRageFuryのほかSavage4とフレームバッファ環境で稼動さ
せていますがそのような事象は確認できませんでした。
環境の構築の仕方で安定性も変わってくると思いますのでいろいろ試行錯誤して
みると良いかと思います。

Gtkのテーマやウィジェットも含めX Window Systemではユーザーの自由に選ぶ事
ができますし(ちなみに私のところはMozzlaソックリとWindowsXPソックリです)
思い切ってテーマを変更しても特に問題なくORCAは動くはずですから・・

-- 
ネットワークエンジニア 廣瀬 一海 [Kazumi Hirose <kazumi@xxxxxxxxx>]
株式会社MT-JAPAN システム開発部、メディカルサポート事業部兼務
ホームページ http://www.mt-japan.co.jp/
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