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[orca-tech:01556] Re: sarge orcaで レセプトのocrの文字が 欠けてしまう



武藤@Debianぷろじぇくとです。

At Mon, 05 Dec 2005 16:30:18 +0900,
doc-k@xxxxxxxxxxxxx wrote:
> フォントの再インストールをしてみましたが駄目でした。
> orcaインストールマシンでレセプトをpdf出力したものは、ビューワーでは
> 正常に見られますが印刷すると同様の症状です
> しかし他のコンピュータでpdfからプリントすると正常にocrが印刷されます

元々の問題は、単純に下が入りきらなくて切れるということではなく、右下が
奇妙に切れるということでしたよね。

・問題のマシンでビューワで正常に見える→PSおよびGSコアの動作としては正
  常
・そのマシンで印刷するとだめ→PSからgsのrpdlドライバ変換で問題がある
・PDFをそのマシンで印刷するとだめ→結局PSに変換してからの印刷なので、
  上と同じ問題になります。
・ほかのマシンでPDFを印刷するとOK→Windows?ドライバが違うからかと。

ということで、gsのドライバレベルでの問題かと思います。

RICOHのほうではwoody用に「rpdl4」ドライバを含んだgsを配っているようで
す。これはRICOH独自のドライバで、公式なDebianには提供されていません。
つまり、sarge用には提供されておらず、CUPSでそのまま設定したとすれば
「rpdl」のドライバのほうが使われているのではないかと思います。

rpdlとrpdl4を比較してみるとかなり内容が異なっていますね(RICOHもrpdl4以
外の動作は保証できないとか…)。
実際に動くかどうかはまったく保証の限りではないのですが、とりあえず
RICOHのドライバを無理矢理sargeのgs-esp 7向けに取り込んでみました。
もし実験できる方がいたらお願いします。

1. http://kmuto.jp/tmp/gs-esp をwgetなどでダウンロード
2. chmod a+x gs-esp; mv /usr/bin/gs-esp /usr/bin/gs-esp.orig; mv
   gs-esp /usr/bin
3. /etc/cups/ppd/プリンタ定義ファイルで、「-sDEVICE=rpdl」となっている箇所
  を「-sDEVICE=rpdl4」にする。
4. 印刷してみる。

だめだったら2.で保存したgs-esp.origで戻し、3.の修正を元に戻すという感
じで。うまくいくようだったらdebにします。
-- 
武藤 健志@ kmuto @ kmuto.jp
           Debian/JPプロジェクト   (kmuto@xxxxxxxxxx, kmuto@xxxxxxxxxxxx)
           株式会社トップスタジオ  (kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx)
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