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[orca-dev:00294] レセプト・カスタム化プログラムに影響する不具合への対応
- To: orca-dev@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-dev:00294] レセプト・カスタム化プログラムに影響する不具合への対応
- From: "Nagashima/JMARI" <nagashima@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 18 Dec 2002 18:38:29 +0900
ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。
■ 件名:レセプト・カスタム化プログラムに影響する不具合への対応
■ 対象ユーザ:レセプトを各地域、各医療機関向けにカスタマイズしている方々
■ 対象バージョン:「日医標準レセプトソフト」の次回提供版(2002-12-24予定)
■ 範囲:不具合解消のための設定ファイル内容、ファイル配置ディレクトリの変更
■ 現象:パッケージのアップグレード時に県単で設定している内容が
「日レセ」標準の内容で上書きされてしまう問題がありました。
■ 原因:現在のレセプトのカスタマイズ用設定ファイルの取り扱いに原因があります。
■ 対策:これに対応するために以下の作業をお願いします。
ただし、この作業が必要となるのは、レセプトプログラムのカスタマイズを
行ってるユーザだけです。
【注意】
パッケージが提供されても当月分のレセプト処理が終了した後に
パッケージのアップグレードを行う場合はアップグレード前に変更
作業を行ってください。
次回提供パッケージのアップグレード時には、recept.bdファイルは
削除されます。該当ユーザは事前に以下の作業を行ってください。
(1) recept.bdファイルの移動及び修正
potatoの場合は
/usr/local/orca/lddef/ 配下の recept.bd を
/usr/local/orca/site-src/lddef/ 配下に移動して下さい。
woodyの場合は
/usr/lib/jma-receipt/lddef/ 配下の recept.bd を
/usr/local/site-jma-receipt/lddef/ 配下に移動して下さい。
potato及びwoody共通ですが
移動後の recept.bd を適当なエディタで開き
10行目あたりの
bd {
tbl_syskanri;
・
最終行までを削除し、そのかわりに
#include "orcadb.inc"
を追加してください。
これによりアップグレード時および
potatoの場合は
/usr/local/orca/scripts/allways/site-upgrade.sh を起動時に
woodyの場合は
/usr/lib/jma-reept/scripts/allways/site-upgrade.sh を起動時に
最新の設定内容に置き換わり所定の場所にインストールされます。
(※アップグレード前にsite-upgrade.shを起動しないでください)
例)(変更前)
textsize 400;
bind "SRXXXX" "OpenCOBOL";
db {
tbl_syskanri;
・
・
tbl_nyuksnchk;
};
db "shell" {
shell;
};
(変更後)
textsize 400;
bind "SRXXXX" "OpenCOBOL";
#include "orcadb.inc"
(2) kentan.incファイルの修正
potatoの場合は
/usr/local/orca/etc/ 配下の kentan.inc に
woodyの場合は
/etc/jma-receipt/ 配下の kentan.inc に
次の1行を追加してください。
recept;
変更内容は以上です。
ご迷惑をおかけしますがご理解をいただき該当ユーザの方、および
サポート事業者の担当者は調査及び修正をお願いします。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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ORCA Support Center/JMARI/JMA
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