[orca-dev:00109] 薬情文案の作成

[Yoshinori Ariie <PBA00250@xxxxxxxxx>]

有家＠松山記念病院＠薬情作成企画の続きです。
users-ML のスレッドが深くなったので、dev に移行します。

薬情の文案の分類（クラスないしスキーマの設計）は
いずれ、避けては通れない問題のように思います。
以下は単なる思いつきですが、今後のたたき台になればさいわいです。

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薬情文案の作成
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▼方針

・原則として一文を一行とし、それを１単位（レコード）として扱う。
・１レコードに１コードを対応させる。
・コードは英大文字 "S" (sentence) （<= 何でもよい。単なる識別）
  で始まる9桁の文字列 Saaaabbbb とする。
  aaaa は10進数であり「文案の種類」をあらわす。
  bbbb は10進数であり、それぞれの種類の中の「文案の番号」をあらわす。
・文案の種類は以下のとおり。

▼文案種類 <= ここが悩みどころ。作ってはみたものの不満 (..);

0000 未分類（後に分類するための仮のコード、いわゆる「その他」）

---------------------------------------------薬物それ自体の注意
0100 保存保管の方法（冷所保存や暗所保存など）

---------------------------------------------服薬者についての注意
0200 服薬者の身体状態（体質ないし疾患、あるいは妊娠など）

---------------------------------------------服用前の注意
0300 用法用量
0310 相互作用の情報

---------------------------------------------服用後の注意
0400 副作用出現時の対応
0410 未服薬時（のみわすれたとき）の対応
0420 服薬中止条件（「こうなったら、のむのをやめてください」という注意）

---------------------------------------------薬効別の一般的注意
1xxx 効能効果（薬剤分類に添う）

この xxx には「診療報酬情報提供サービス」
http://www.iryohoken.ne.jp/yakuzai/cgi/YKI011
の薬剤分類を用いる。

  111 全身麻酔剤
  112 抗不安剤
  ..
  117 精神神経用剤
  118 総合感冒剤
  ..
  811 アヘンアルカロイド系製剤                      
  812 コカアルカロイド系製剤                        

---------------------------------------------疾患・症状別の一般的注意
2xxx 効能効果（対象とする疾患ないし症状名）

この xxx は、「病名マスター」を基に、疾患と症状を10進数3桁で表現する。
（うまく3桁で表現できれば良いのですが）

▼例

この方針で仮に、いくつか例文を作ってみます。
たとえば

 S02000002  緑内障、心疾患、排尿障害のあるかたはお知らせください。
 S03000001  排便後、肛門に挿入してください。
 S12320003  胃酸の分泌を抑えます。

というように。

文案の種類を、もっと合理的に分類できれば
それだけ文案作成の生産性と、後の管理の効率が増すものと考えます。


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yoariie@xxxxxxxxxxxxxxx
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有家佳紀  Yoshinori Ariie